みなさんこんにちは!サポーターのサマーです。
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転職活動に疲れたけど休むのってあり?
転職活動はなんでこんなに疲れるの?
転職活動がうまくいかなくて落ち込む・・・
転職活動に疲れた時はどうすればいいの?
だいぶお疲れの様ですね・・・とっても頑張られているんだと思います。
本当に毎日お疲れ様です。
実際に私も転職活動中は、企業を検索するのにも疲れてしまって、毎日へとへとだったのを思えています。
マイナビで約5年採用コンサルティングを経験し、1000社以上の企業を訪問い、700名以上の転職相談を受けてきた現役転職エージェントの私がたどり着いた結論は「転職活動に疲れた時は、思い切って休むのが一番!」ということです。
なぜなら、休むことであなたが本当に転職すべきなのかがクリアになるからです。心身が元気になり、「転職すべきだ!」と改めて思えると、転職活動は思いのほかスムーズに進んでいきますよ。
今日は「もう疲れた!」というあなたへ贈る「転職活動に疲れた時はどうすればいいの?」というお悩みについて情報をシェアさせていただきます。
【40代の転職】疲れたら休むのも立派な転職活動!?
突然ですが、「転職活動が趣味」「転職活動に慣れている」「転職活動が大好きだ」「転職活動がとても得意だ」という方に出会ったことがありますか?
転職活動では誰しもが普段使わないエネルギーを使っているはずです。
・どういった条件なら自分や家族を幸せにできるのかフィットしそうな企業を探す
・どのようにPRすれば採用につながるのかを研究する
・今までの自分の経歴や長所短所、志望動機を履歴書や職務経歴書にまとめる
・応募する企業との面接の日程調整や第2、第3希望の企業選定
上記の様に、あなたの人生という大きなテーマについて考えを深め、選択し、行動しなければなりません。
ですから転職活動は「普段と異なるイレギュラーな作業」ということになります。
転職活動はストレスフル
更に、転職活動を検討されている方の多くが、現在の仕事や家庭に課題を感じている為、ただでさえ強いストレスを抱えている場合が多いのです。
そうすると現状のストレスに加えて、転職に対する負荷がかかることとなります。
だからこそ、真摯に転職活動を行っている人ほど心も、頭も、体も疲れて当然なのです。
私自身も転職の際は毎日疲れていたことを思い出します。
前職でも企業の採用活動に携わっていたので、転職に関する知識はある方でしたが、それでも転職候補企業のリサーチやエージェントとの打ち合わせ、応募書類の作成でへとへとでした。
とにかく早く転職活動を終えたい、毎日そう思っていたように思います。
転職活動の本当のゴールは「あなたが理想とする環境を手に入れること」であるはずです。
しかし、慌ただしい日々を送っていると「転職活動を終えることがゴール」だと勘違いしてしまうことがあります。
そうなってしまうと、内定を得ることが目標になってしまうため、本来の自分の目的や転職の意義が逸れてしまい、入職後のギャップに苦しむことが多いのです。
転職活動は、かけた時間の分だけ報われるわけではない
先にお伝えしておくと、厳しいようですが、転職活動は「頑張った分だけ報われる」「かけた時間の分だけ幸せになれる」というものではありません。
正しく自身の現状を整理し、正しく今後を見つめようとしなければ簡単に間違えた方向へ進んでしまうのが転職活動の難しさでもあります。
私自身の転職経験はもちろん、現在も転職をご支援する中で強く感じているのが「ゴールを間違えないためにも、疲れたらしっかりと休息し、クリアな頭と体で考え直すということの大切さ」です。
回り道に見えてこれが一番最適な転職活動のルールだと自信をもってお伝えすることができます。
私が以前転職支援させていただいた方も、転職活動の中で疲弊していました。
初めてご相談いただいたとき、ご自身で6か月ほど頑張っても成果が出ないと落ち込んでいらっしゃいました。
少し休憩しましょうとご提案して2週間、転職活動を休んでいただきました。
その後、改めて転職したい理由に立ち返り、思考の整理を行ったところ、10日後に転職先が決まりました。
「休むのが怖かったけど、頭がクリアになって転職理由に立ち返れたのが良かったのかも」とおっしゃっていました。
「休むのも立派な転職活動」だと覚えていってくださいね。
40代の転職活動に疲れた理由は「決まらない」から?
あなたは、転職活動において「何をどのようにするか、しっかりと決めてから行動しなければ」と思っていませんか?
だって、色々決めてからじゃないと失敗するんじゃないの?
転職活動をご支援する中で、ご相談いただいた方にお話を聞くと「決まらない」ということに
疲れている方が多く見受けられます。
何が決まらずに、疲れてしまうのか?
何が決まらないのか、多いお悩みは以下の通りです。
早くこのもやもやから解放されたい!
転職するかどうか決まらない期間というのは、もやもやしますよね。
また、転職するかどうかを決めても、転職先が決まるまでの時間は、また、もやもやすると思います。
私がその時にお伝えするのは「そのお悩みに対して判断するためにも、材料を集めましょう」とということです。
多くの方が行動する前に考えすぎているのです。
転職活動を始める前からどの会社に転職するか悩まれていたり、どんな社風が良いか決めきれず応募できていなかったり、考えているうちに疲れてしまって行動できずにいる方を沢山見てきました。
しかし、それでは転職への道は遠くなるばかりだと私は思っています。
まずは材料を集めよう
これまで700名以上の方の転職をご支援してきた中で、「行動する前から答えがわかっている人なんていない」というのが私の一つの結論です。
他の会社を見てみて初めて、「今の会社の環境は恵まれていたんだ!」と気づく方もいらっしゃいますし「やはり思っていたよりほかの会社の方が働きやすそう!」と転職への思いを強くする方もいます。
いずれにしても「転職活動をしてみたからわかること」というのが必ずあると思います。
それによってご自身が転職活動をするのかしないのか、フィットする環境がありそうか無さそうなのか、もやもやが晴れることも多いと思います。
まずは気になる会社があれば、「見学や面接に行ってみてお話を聞いてみる」というのをおすすめしたいと思います。
え?入社するかどうかもわからないのにそんなことしていいの?
と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
片っ端からいろんな企業にお邪魔してみてほしいということではありません。
あなたが材料を集めるためにいくつか企業をピックアップして行動してみるというのは何も悪いことではないのですよ。
数ある応募者の中から企業が内定者を決めるように、数ある企業の中から転職希望者が企業を選定するというのもまた当然のことです。
中途採用の場合、今までのキャリアがあるからこそ「黒文字の求人票だけでは決められないこと」があると思います。
確かに家族がのために確認したいこともあるし、1社や2社では比較できないこともあるな・・・
見学や面接に伺った結果、もしお断りさせていただくことになっても「中途採用とはそういうもの」というのは企業も共通の認識ですから、最初からしっかりと想像して1社に絞って行動する必要はないのですよ。
答えの分からない問いを考え続けるのは、体力がいることですし、やはり精神的にも疲れる要因になると思います。
もしあなたが「決まらないから疲れている」のであれば、決めるための材料集めのために、少し行動してみるとよいかもしれないですね。
実際に私がご支援している方の8割以上の方が2社以上の企業へ足を運び、多い方では5社同時に面接を受けて意思決定しています。
1年後にアンケートを取ると、1社で決定した方よりも複数社検討して意思決定した方の方が転職満足度が高いのが印象的です!
職場は1日の約3分の1を費やす場所ですよね。
ということは人生の3分の1を占めるといっても過言ではありません。
そんな大切な場所だからこそ、こだわって、比較して決めるのは当然の権利です。
40代の転職活動がうまくいかなくても、落ち込む必要はない!
中々転職活動がうまくいかなくて落ち込む・・・
これまで700名以上の方の転職支援をさせていただく中で、大変多かったのが「転職活動がうまくいかず落ち込む」というご相談です。
転職活動がうまくいかない時にはどうすればよいか、解説していきますね!
転職活動がうまくいくとはどういうことなのか?
そもそも「転職活動がうまくいく」という状態をどのように定義するか、というのが難しい点だと思います。
転職活動というのは正解もゴールもありませんよね?
つまり、「地図のない迷路を進むようなもの」だと思うのです。
1社も落ちず、内定を手にすれば転職活動がうまくいったといえるのでしょうか?
私がご相談を受けた転職希望者様の中には、1社も落ちずに入職したのに3か月もたたないうちに退職したいと感じる方がたくさんいらっしゃいました。
一方で、転職をご支援させていただいた方の中に、5社の落選を経て6社目で合格をいただき幸せをつかんだAさんという方がいます。
私は、転職先に入社して3か月で社内で1番の成績を収め、営業部長に昇進!年収が入職当時の2倍になりました。
5社に落選したからこそ自分の強みや弱みを理解することができ、転職後に活かすことが出来ました。1社目だったらこのように活躍することはできなかったかもしれないと感じています。
この方の様に落選から学びを得て、転職活動をより良いものにしていくことだって、自分次第なのです。
逆に、転職活動の1社目で内定をいただいた方が入社後に「思っていたよりフィットしないので転職したい」と転職相談をいただくというのは、かなりあるあるです。
転職活動は「不慣れ」を誇っていい
自分の将来を本気で考えるからこそ、悩み、迷い、決断に時間がかかったりします。
そして、時には振出しに戻ったりしながら、「1歩進んで2歩下がる」が起こって当然なのが転職活動の様に思います。
でも私は、一見遠回りに見えるそれが、結果としてAさんの様に思わぬご縁につながるという奇跡も、沢山見てきました。
多くの人たちが、1度も経験したことがないか、経験していても数回というのが転職活動です。
転職は回数を重ねるほど市場価値が下がってしまうこともあります。
その為、20回、30回と数多く経験していても誇れることではありません。
転職活動に慣れていないということこそが、あなたが今まで今の場所で懸命に頑張ってきた証であり、誇りなのです。
慣れていないことを誇りに思っていいのが転職活動です!
ですから、転職活動は「うまくいかない」が当たり前だということを忘れないでくださいね。
転職活動に慣れていないことを誇って!
40代の転職活動に疲れた時はどうすればいいのか?
アリナミンによると疲労回復に効果が高いと感じる対処法を調査したところ下記のようになったようです。
第1位「睡眠・休養をよくとる」
第2位「お風呂につかる・ゆっくり入る」
第3位「マッサージ・はり・お灸・整体・整骨院に行く」・・・図の4位に続く
私自身も疲れを感じたときはお風呂にゆっくりつかって疲れをとっていました。リラックスして副交感神経が優位になるためか、良い志望動機が浮かんできたりしてお風呂から上がってすぐにメモを取ったことを思い出します。
あなたはあなたのままでいい
転職活動は「選ばれる」「評価される」という視点が強くなりがちです。
しかし、私が一つだけ言いたいのは「転職活動中、あなたはケーキなのだ」ということです。
そっとこのブログを閉じたくなった方もいるかもしれませんね(笑)
少しだけお付き合いください。
皆さんは何のケーキが好きですか?
ショートケーキ?それともモンブラン?もしくはチーズケーキでしょうか?
モンブランは栗の香りが引き立って大人の味わい。
チーズケーキはシンプルながら飽きの来ない定番のおいしさ!
どれも違って、それぞれに良さがありますよね。
「いやいや、そこは絶対にショートケーキでしょ!」
ショーケースの前でどんなケーキを選んでも、こんな風にあなたを非難する人はいないはずです。
転職活動も同じなのです。
どの応募者を採用するかは、その企業が独自の方針に基づいて決めますが、選ばれなかったからと言って、それはその企業の好みにすぎません。
あなたがモンブランだとすれば、ショートケーキが欲しい企業ではなく、モンブランがいい!と言ってくれる企業に巡り合う必要があります。
モンブランがショートケーキになる必要も、チーズケーキがモンブランになる必要もないのです。
そして、その1社に巡り合うために必要な応募の数は、人によって違って当然なのです。
もちろん、反省や改善ができるところがあれば、ブラッシュアップすることも大切です。
そうすればもっとおいしいモンブランになり、選んでくれる人の数も増えると思います。
でも、決してショートケーキやチーズケーキになろうとしないでください。
モンブランはモンブランであるべきだし、モンブランとして愛されるべきなのです。
疲れた時はしっかりと休んで、思いっきり好きなことをして、「また明日から頑張ろう」と思える状態で眠ってください。
疲れているけど、ちょっとでもリサーチして色々インプットしないと
なんて中途半端が一番危険です。
結局疲れも取れず、リサーチした情報も頭に入らずという、最悪の状況が待っています。
実際にご相談いただく皆様も、思い切ってリフレッシュした後の方が、一気に決断が進むという方が多いですよ!
誰かと比べず、誰かになろうとせず、あなたを必要としてくれる企業に出会おう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
疲れた時は一息ついて、無理せずに進んでいきましょうね。
あなたにしかつかめない未来を、万全の態勢でつかみに行きましょう。
いい職場環境は、あなたのご飯をおいしくします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
しっかり休んだらこちらも見てみてくださいね。
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