転職の採用試験に落ちた!立ち直れない!
いつも一次面接で落ちるけど、やばいのかな。何がいけないのかわからない。
せっかく面接まで進めたのに落ちるなんて、ショックだよ!!
もう嫌だ!転職活動、やっぱりやめる!でも、本当にいいのかな・・・
こんにちは!JOBLOGサポーターのサマーです。
あなたは上記の皆さんの様に、「転職の採用試験に関するお悩み」を抱えていませんか?
転職希望者様からのご相談で、「一生懸命頑張ったのに、中々立ち直れず落ち込む」というお声も多くいただきます。
私も落選した経験がありますが、自分が否定されたような気持ちになってしまうこともありますよね。
でも大丈夫。
今日は上記のすべてのお悩みを解決します。
落選は最高の転職を引き寄せる一つの材料なんですよ。
マイナビで約5年採用コンサルティングを経験し、1000社以上の企業を訪問い、700名以上の転職相談を受けてきた現役転職エージェントの私がたどり着いた結論は「転職活動は落ちてからが本当のスタート」だということです!
転職活動は、なぜ落ちてからが本当のスタートなの?
まずは「転職の採用試験で落ちると、なぜ立ち直れないほどショックを受けるのか」についてお話し、その後、その気持ちからいち早く抜け出す方法について解説しますね!
40代で転職の採用試験に落ちた!立ち直れないショックを受ける3つの理由
私が、多くの方からご相談いただく中で、「中途採用の試験に落選し、立ち直れないほどショック」とお話いただく場合、原因は大きく3つあると思っています。
▼「立ち直れないほどショック」を受ける、3つの理由
②自分を否定されたような気がしたから
③合格すると思っていたから
あなたにも、思い当たるポイントがあるでしょうか?
それぞれについて、どういうことなのか解説しますね。
ショックで立ち直れない理由①あなたが転職に本気だったから
転職の採用試験に落ちた。ショックすぎる。立ち直れないよ・・・
非常に落ち込まれていますね・・・本当にお疲れ様でした。
しかし、もし、あなたがこのような状態だったとしたら、私はとてもすごいことだと思います。
なぜなら、「落選に落ち込めるほど、あなたが本気になれる企業を見つけられたということだから」です。
これは、当たり前のことではありません。
転職エージェントや求人サイトのCMを毎日のように目にしませんか?
それだけ、多くの人が「自分に合う仕事を見つけたい」と感じているということの表れです。
企業は星の数ほど存在します。
そして、今の職場環境に悩んでいる人も沢山います。
現代では、選択肢が増えた分、その選択を間違える人も当然います。
ですから、「働きたい場所で働ける」というのは幸せなことなのです。
その中で、あなたが本当に働きたいと思える会社に出会えたということは、奇跡に近いことです。
そして、その企業を見つけて、応募するというエネルギーのいる行動を起こしたこともまた、限られた人にしかできないことです。
転職サイトに登録している方の多くが、実際には求人を閲覧するだけで実際に応募するという行動に移せないことが多いのです。
まずは、そのような企業を見つけ、行動し、頑張った自分をほめてほしいと心から思います。
「落ちちゃった!」とへらへらしていられる人は、真剣に自分の未来と向き合えていない人だと思います。
立ち直れないほど落ち込んでいる自分をほめてあげることを、忘れないでくださいね。
ショックで立ち直れない理由②自分を否定されたような気がしたから
自分なんて、価値のない人間なんだ・・・
もしかすると、転職活動の中でそう感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、中途採用の合格率は非常に低く、20社応募して内定を得られるのは1社ともいわれています。
1社以上の内定を得るためには、5社の面接を受ける必要があり、そのためには22社の求人に応募する必要がある
(出典;doda)
ですから、あなたがもし1,2社など決め打ちで面接を受け、不採用になったのだとしたら、それは「必然」ということになります。
あなたは価値のない人間なのではなく、中途採用の方程式を理解していなかっただけです。
ぜひ気持ちを切り替えて、方程式に目を向けてみてくださいね!
間口を広げて、応募数を増やしてみよう!
ショックで立ち直れない理由③合格すると思っていたから
面接の雰囲気も良く、絶対合格だと思ったのに!
確かに、面接の雰囲気が良かったり、面接官との会話が弾むと好印象だったのでは!と期待する気持ちも生まれますよね。
私も面接官を担当したことがあるのでよくわかります!
でも、企業の採用方針として「全員に対して平等に良い雰囲気づくり」を心がけていました。
よく、「採用の場合のフラグ」「不採用の場合のフラグ」などというネット情報があったりするので、「こう言っていたから合格かも」と期待してしまうケースもあるかもしれません。
しかし、実際にはそういった面接でのフラグは、都市伝説的な部分が大きいかと思います。
その場での決裁権がある方が面接官という場合でない限りは、面接後に複数人で精査して合否が決まるので、面接官の感触だけでは判断がつきづらいのが実情です。
ネットのあいまいな情報に振り回されず、平常心で待つのが吉。
落選で立ち直れないほどショックを受けた、という場合の3つの原因について解説しました。
次に、どうすれば立ち直れるのか?についてお話しますね。
40代で転職の採用試験に落ちた!立ち直れないほどのショックから抜け出す方法
どうすれば中途採用試験の落選のショックから立ち直れるのでしょうか?
700名以上の転職支援をする中で、たどり着いた一つの結論は「落ちたことをチャンスに変えて他の企業を探す」です。
落ちたことをチャンスに変えるって何?
と思われたかもしれませんが、私は「転職活動は落ちてからが本当のスタート」だと思っています。
もはや、「むしろ一回落ちた方がいい!」とすら本気で思っています。
なぜなら、「落選することで自分を見つめなおし、後悔のない転職につながっていくから」です。
中には1社を受けてそのまま合格し、入社できたという方もいらっしゃいます。
もちろんフィットしていたという場合は素晴らしいと思います!
しかし、実は転職相談をいただく8割以上の方が「1、2社の応募で決めてしまった」と後悔されています。
1社受けてそのまま入社したという方の多くが「もっと他も見てから入社すればよかった」とおっしゃるのです。
つまり、「落選経験がないまま転職をした場合、ミスマッチを招くことがある」とも言えます。
1社受けて、そのまま合格をいただく場合、転職することや、自分の将来について深く検討せずに転職が叶うため、入社後の後悔につながることがあるからです。
一方で落選を経験することは、その時はつらいですが、以下を見直す良い機会になる方も多いのです。
・他にPRできる自分の長所や短所がないか
・本当に転職すべきなのか
「転職すること自体」への検討を深め、より自分を見つめなおした状態で、次の企業の選考を受けることが出来ます。
落選は「正しく自分を振り返る」ことにつながり、「戦闘力が上がった自分」になることが出来ると考えています。
自分を見つめなおし、転職活動を深く検討すると、転職が叶った時には長期就業につながることも多いと感じます。
ですから、転職活動は落選してからが本当のスタートだと私は考えているのです。
あなたが落選したショックで落ち込んでいるなら、大丈夫!
今からが、あなたの本当のスタートですよ。
私が担当させていただく転職希望者の方には、このことを全員にお伝えしています!
「落ちてからがスタート」だと思えるだけで、落選後のショックを最小限にできるだけでなく、前向きに進んでいくことが出来ます。
落選したことによって、あなたは前の自分より戦闘力を高める材料を手に入れました!
次の企業の面接に向けて、どんどんブラッシュアップしていきましょう!
落選理由を見つめなおし、ブラッシュアップの材料にしよう!
40代で転職したいけど、一次面接で落ちるってやばい?原因と解決策はコレ
一次面接で落ちてばかりで最終面接まで行けない、、、何か理由があるのかな?
中には、最終選考までたどり着くことが出来ずに悩んでいるという方も多いかもしれません。
私も転職希望者様から数多くご相談をいただく中で、一次面接で落選してしまうという方には共通点があると分かりました。
分析していくと、一次面接で落選する原因は大きく分けると3つになると感じました。
その3つの原因と解決策についてお話しますね。
▼サマーが思う「一次面接で落選する3つの原因」
②応募書類の印象が良くない
③面接の印象が良くない
それぞれ、何がどのように良くないのか、について解説していきます!
一次面接で落選する原因①企業選定がうまくいっていない
ずっと営業職で頑張ってきたんだけど、残業が嫌で事務職を受けたら、一次面接で落ちてしまった。条件で選んでしまったけど、確かに細かくて正確さを求められる仕事が苦手なんだった・・・
上記の様に、一次選考で落選する理由は「そもそものミスマッチ率が高かったから」という可能性が大きいです。
ミスマッチは企業選定がうまくいかない場合に起こります。
中途採用は即戦力を求めています。
その為、「ご自身が現在持っているスキル」と「転職先で求められるスキル」の乖離が大きいと採用の可能性が低くなるのが実情です。
ですから、自分の性格や職歴とフィットする仕事を選定できているかが非常に重要です。
自身にフィットした仕事がある企業選定を行う
簡単4ステップの「失敗しない企業選定方法」はこちらをご覧ください。
一次選考で落選する原因②応募書類の印象が良くない
上記でお伝えしたように、企業選定は非常に大事ですが、企業選定がばっちりでも応募書類の印象が良くなければ落選のリスクはやはり高いままです。
・応募書類の細部にこだわる
・志望動機でもれなく長所やスキルをPRする
転職エージェントとして、応募書類の添削も担当していますが、よく転職希望者様に「え?こんなところまで気を付けるの?」と言われます。
しかし、採用担当者は多くの書類書類を見ています。書類の細部から人柄を感じ取り、選考の材料にするため、細部まで心を配るほどあなたの印象がよくなります。
書類は、あなたの性格、経歴、長所を語ってくれる名刺です!
小さなことでも、以下の様に採用担当の印象は大きく下がってしまいます。
・和暦と西暦が混ざっていて、いつのことだか計算しづらいな
・写真が曲がっているけど、おおざっぱな人なのかな?志望度が低い?
・文字が間違っているけど、見直してないのかな?
・修正テープ使ってるな、書き直す労力がないということは第一志望じゃないのかな?もしくは礼儀がない?
・志望動機は使いまわしかな・・?うちのために書いた内容じゃないな。
あまりうちへの志望度が見えないな。
面接しても、志望度が高くないようなら落選候補だな・・・
一つ一つは小さなことでも、総合的に見て書類の点数がよくなければ面接への期待値はかなり低くなります。
実は、この印象を挽回するのは難しいことが多いです。
最悪の場合、応募者が多ければこの時点で落選し、一次面接にも進めない可能性が出てきてしまいます。
逆に、印象の良い書類を提出しておくと、面接で多少あなたが緊張してしまっても、あなたの代わりに説明を補ってくれます。
働きながらの転職活動では書類作成も面倒に感じるかもしれませんが、書類作成は面接の一部です。どうか、時間をとって作成してみてくださいね。
下記のチェックポイントを確認し、不本意な減点を回避しましょう!
大きなテクニックではないものの、一つ一つを丁寧にするだけで、書類の印象はぐっと上がりますよ。
・年月日の和暦、西暦を統一
・誤字脱字がないかチェック
・間違えた場合は書き直す
(修正テープ、修正液、二重線訂正、訂正印は全てNG)
・曲がらない
・明るい表情で撮影する
・応募する企業に合った印象で撮影する
(例;事務職の場合 胸元が開きすぎない服装、髪色のトーンを押さえてなど)
・全て割愛せずに表記する(短期間でもすべて記載)
・大きな空欄を作らない
・活かせる長所やスキルを漏れなく入れる
・応募企業に宛てたオンリーワンの内容にする
志望動機の作成方法は以下も併せてチェックしてみてください。
短期間の職歴でも割愛していたことが入社後に判明すると、それは立派な経歴詐称になります。
あなたが重要ではないと思っていた情報も企業にとっては重要は判断材料になる場合があるのです。
同業種への転職はもちろんですがもし、他業種への挑戦をするなら、少しでも今の仕事との共通点を見つけて、もれなくPRする必要があります。
一次選考で落選する原因③面接の印象が良くない
企業選定も、書類も気を付けたのに、一次面接で落選する・・・
という方は面接に原因がある場合がほとんどです。
面接の印象が悪くなるポイントとして多いのが、実は「癖」や「簡単なマナー」なのです。
しかし、ご自身では気づいていないことが多いんですよ。
「あなたの回答を録音し、癖を確認してみよう」
実際に転職希望者の方に、面接対策として回答を録音していただくと、その方が気づいていない癖などが分かることがあります。
例えば以下のようなものです。
→聞きづらい印象を与えます。
→緊張してしまうと早口になる方が多いですが、少し高圧的な印象につながってしまうことがあります。また、伝えたいことがうまく伝わらない可能性があります。
→「残業が多かったので・・・」「子供が小さいので・・・」など、回答の最後が「・・・」で終わっている場合、続きを相手に想像させる必要があるため失礼に当たります。
▼「・・・」で終わるのはNG!参考記事はこちら
私はそんなことはない、と思っている方ほど、緊張する場面や初対面の方との対話では無意識にこういった癖が出ている場合があります。
一度録音して面接官の目線で聞いてみる、というのをおすすめします。
例えば以下のような簡単な質問を想定し、回答を録音してみてください。
・志望動機をお願いします
・退職理由を教えてください など
他にも細かなマナーが欠けている場合もよくありますので要注意です。
以下のチェックポイントを確認し、ぜひ気を付けてみてください。
・面接官が座る前に座ってしまう
→同時に入室した場合は面接官が座るまで待ちましょう!先にあなたが入室して待っていた場合は面接官が来たら立ち、面接官が座るまで待ちましょう。
・お礼が言えていない
「今日はお時間をいただきありがとうございます(ありがとうございました)」など、面接の冒頭もしくは最後にお礼を伝えるのがマナーです。
・面接官の質問が言い終わる前に、かぶせて回答してしまう
→緊張のあまり、早く回答しなきゃという焦りから起きてしまうことが多いです。面接官の質問が終わったのを確認してから、「はい。○○だったからです。」などと返事をして回答しましょう。
・相槌が失礼
→「はい、はい」「うん、うん」など重複してしまったり、ビジネスの場にふさわしくないものになっている場合があります。「はい」「そうですね」「おっしゃる通りです」など相槌も丁寧さを心がけてください。
以上、一次面接で落選する3つの原因についてご紹介しました。
もし思い当たる点があればぜひ解消してみてくださいね。
40代で「転職活動をやっぱりやめる!」はアリ?
転職活動、やっぱりやめようかな・・・
転職活動をしている中で「転職活動をやめようかな」と思うこともあると思います。
結論から申し上げますと、「現職ステイを前向きに考えられるようになったのなら、転職活動をやめるのはアリ」です。
むしろ転職しないで幸せにいられるなら、絶対にその方がいいです。
なぜなら、長期就業は忍耐力や継続力の評価につながり、あなたの市場価値を高めるからです。
ですから、あなたがもし、現職にとどまっても幸せに生きていけるということであれば、それが一番なのです。
更に、もし「他の企業より現職の方が魅力的だと感じた」のであれば、それは転職活動をしてみたからこそ分かったことであり、転職活動を行った一つの成果とも言えます。
しかし、「転職活動がツライからやめる」は要注意です!
これは、「転職活動の辛さより現職ステイの方がまし」という考え方で転職活動を保留するということになると思います。
その場合、根本的な原因が解決していないため、「悩みが再燃する可能性が高い」です。
でもつらいものはツライ!どうしたらいいの?
転職活動がツライ、と思った時には「元々なんで転職しようと思ったのか」に一度立ち返ってみていただくのがお勧めです。
私がご支援している転職希望者様でも、「転職活動がツライ」とご相談いただいた際は、どうして転職したいと思ったのかを再度思い出していただくようにしています。思考が整理された!と意思決定がスムーズになることが多いです。
以下の2つについて考えてみてください。
具体的な例を見てみましょう。
「転職活動を継続するべき?やめるべき?」が分かる2つの質問
▼Aさんの場合
転職活動がうまくいかなくてつらい。。。もう転職はやめようかな。
▼Aさんが転職したかった理由
僕は、残業の多さに加えて、勉強会や研修会の多さに疲弊して辞めたいと思ったんだよな・・・
Q1,現職に残ることで解消できる?できない?
解消できないな、、、この会社にいる限り、先輩もずっとこの働き方だし。。。
Q2,この先我慢できそう?でき無さそう?
今はぎりぎり我慢できるけど、今妻が妊娠中だし、子供が生まれたらこの働き方は絶対無理だな・・・
転職したかった理由を改めて思い出してみると、やっぱりこの先我慢できそうにない!
Aさんの様に、転職したかった理由に立ち返ってみた結果やはり転職の必要性を感じる方は多いです。
「この先も我慢できそうにない」という結論に至った場合、忘れてはいけないのは「今のあなたが一番市場価値が高い可能性がある」ということです。
転職における市場価値は、年齢の若さ、職歴、スキル、人間性など様々な要素から構成されますが、中でも年齢は非常にシビアです。
もし、今よりも高いスキルを身に着ける予定がないのなら、今日より若い日は来ません。
つまり、あなたのスキルや経験が大きく変わらないのなら、今が一番市場価値が高い時と言えるのです。
年齢が上がるほど転職難易度は上がっていきます。
今の比ではないつらさが待っている可能性があります。
もし、あなたが「いつかは転職したい」と強く思うのなら、今頑張ることを強くお勧めしたいと考えます。
・現職ステイを前向きに考えられるようになったのなら、転職活動をやめるのはアリ
・「転職活動がツライからやめる」は、要注意。転職したいと思った理由に立ち返ろう
どうして短期離職はダメなの?「企業が採用したい人材」が分かる参考記事はこちら。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今日は「40代の転職で選考に落選した場合の考え方」について情報をシェアしました。
落選に傷つくこともあるかもしれませんが、「落ちたからこそわかること」があるのもまた、事実だと思います。
そしてそれは、「あなたの幸せな転職」を叶える材料になっていくはずです。
落選したショックで立ち止まるのか、落選を糧にさらに幸せな転職へ進んでいくのかはあなた次第です。
ぜひ、立ち直れないほどショックという方も悲観せず、前に進んでいってほしいと思います。
「あの時落選したから、もう一つの転職の選択肢に気づけた!良かった!」と思える日が来ることを心から祈っています。
良い職場環境はあなたのご飯をおいしくしますよ。
それではまた、お会いしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
転職を成功させたい方はこちらもご覧ください。
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