こんにちは!JOBLOGサポーターのサマーです。
▼本日のお悩みはこちら▼
・40代で転職したいけど地獄にならないためにできることはある?
・40代の転職は慣れるまでどのくらいかかるの?
・40代の転職が成功したと思ったら転職後が地獄すぎた
・転職には3か月の壁があるって聞くけど40代はどう?
・新しい職場で誰も話しかけてこない時はどうしたらいい?
実は私が転職相談をいただく方の「3人に1人」は40代の方ですが、転職が地獄なのではないかというご心配は大変多く耳にするお悩みです。
結論から申し上げますと「40代の転職が地獄というのは嘘」です。
それは、マイナビで約5年採用コンサルティングを経験し、1000社以上の企業を訪問、700名以上の転職相談を受けてきた私が断言できることです。
正しくは、「40代の転職を成功させるためには確認しておくべきポイントがある」ということだと思います。
そのポイントを押さえないと、確かに地獄と感じる場合があるかと思います。
今日は700名以上の転職支援をしてきた現役転職エージェントの私が、「【40代の転職は地獄?】転職を成功させたいあなたへ贈る鉄壁の秘策」について情報をシェアしますね!
40代の転職は何が地獄?
私がお悩みを聞かせていただく中で、40代の転職が地獄と感じるパターンには2種類あるように感じます。
どちらにしても地獄?
と悲しくなるかもしれませんが、そんなことはありません。
いたずらに恐怖をあおるような情報が多いので、不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、注意点に気を付けていただければ大丈夫なことが多いです。
工夫次第で、輝く未来は何歳からでも手に入ります!
ぜひ、あきらめずに挑戦してみてくださいね。
まずは転職活動が地獄にならないためのポイントを押さえていきましょう。
40代の転職は落ちまくるのが当然?
40代の転職活動が地獄と感じる方の中で多いのが「落選」に関するお悩みです。
巷では「40代の転職活動は落ちまくる!」というのを、確かによく耳にしますよね。
募集要項には「年齢不問」と書いてあったのに、書類を送っても全く受からないのはどうして?もう落ちまくるのは嫌!
実際に上記の様なご相談をいただくことも多いです。
しかし、落ち続けている方というのは、「40代を必要としている企業」に適切に巡り合えていない可能性があります。
私がお伝えしたいのは、「40代を採用したい企業は確実に存在している」ということです。
私は実際に、40代の方を採用したいという企業のご相談を沢山受けてきました。
40代の方を採用するメリットは数多くあるからです。
中には企業として40代の層が少なく、穴を埋めたいという場合や、経験があれば年齢問わず採用したいというニーズを持っている企業も沢山あります。
しかし、そのニーズをうまく吸い取れず、40代を必要としてない会社に応募してしまうことで「地獄」を引き寄せてしまうのです。
本来、企業には採用に関する本音があるのです。
40代を採用したい企業に巡り合うには、その本音を見極める必要があります。
企業の採用に関する本音とは?
どんなに優秀な人であっても、採用後の適応や企業の平均年齢、部長や課長の年齢を加味すると30代までが採用しやすいな。
というのが企業の採用担当の本音です。
基本的に転職市場では、同業種から同業種への転職であったとしても、会社員の場合は35歳がボーダーラインになると言われることが多いです。
理由は35歳以上になると、「体力・学習のスピード・職場環境への適応」の点が懸念されるからです。
35歳以上だけど、面接には自信があるので会っていただけたら大丈夫だと思います!
という方もいらっしゃるかもしれませんが、特に福利厚生が整っている大手企業ほど、応募者が多いため、書類選考の時点で一定のボーダーラインを作らざるを得ない、という実情があります。
上記の理由から「40代の採用には企業としてリスクを感じる場合がある」というのが実情です。
じゃあ、40代は不可と求人にわかりやすく書いてくれたらいいじゃない!
と思いますよね。
しかしながら、企業にも事情があります。
求人で年齢制限を設けることは法律で禁止されている為、企業側は正当な理由なく「〇歳までの募集」などと記載することはできないのです。
年齢にかかわりなく働ける社会の実現に向け、労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律の改正により、募集・採用における年齢制限が禁止されています(平成19年10月1日施行)。
労働者一人一人に対し、均等に働く機会が与えられるよう、労働者の募集・採用に当たっては、次の「例外事由」に該当する場合を除き、不問にしなければなりません。
(出典;ハローワークインターネットサービスより)
しかしながら、そうは言っても、実際には企業にも様々な状況があり、できればこの年齢層が欲しいという希望が、必ず存在するのです。
40代を求める企業に出会うには?
35歳がボーダーラインなら、40代の私はやっぱり転職できないの?
と思われる方おいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
先ほど申し上げたように、40代を積極的に採用したいという企業に適切に出会えれば、あなたの希望が叶う転職が実現するはずです。
そういった企業をどのように見分けるかは、求人票だけでは難しい部分があるかもしれません。
ご自身での見極めが難しいと感じる場合にはエージェントを頼るのも一つの手法です。
エージェントでは人事担当から公にできない採用ニーズを受けている場合があります。
「求人票には書けないけれど、実のところ40代が欲しいんだよね」
というような、ニーズです。
実際に私も、採用支援を行っている企業様から「実は30代から40代までの層が少なくて困っているんだよね。未経験でもいいからこの年齢層の採用を強化したいんだけどどうしたらいいかな?」と相談をいただくことがあります。
こうしたご相談を受けた時には「そういえばAさんがちょうどいい年代かも!ご紹介してみよう!」と該当する転職希望者の方へすぐご連絡をしています。
「使えるものはうまく使いたいですよね、というお話」
エージェントを使うメリットはこのように公にはできない企業の採用ニーズを
吸い取り、求職者のみなさんへ還元できるという点かと思います。
忙しい毎日の中で、数多の求人を確認し、ご自身にフィットする求人を探し出すのは至難の業ともいえるかと思います。
効率的に運命の1社に出会うという観点では「使えるものをうまく使って」賢く情報収集を行い、無駄にメンタルをすり減らすことなく転職活動を進められると理想ですよね!
40代の転職はみじめ?転職に失敗しない4つの超簡単な方法!
転職先が決まると、次に考えたいのは「入社後」を地獄にしない方法ですよね!
せっかく転職したのに、仕事や人間関係で悩みが沢山・・・
何のために転職したんだろう。
このように、転職に失敗したと相談をいただくケースもあります。
せっかく転職したのに悩みが尽きないと、悲しくなってしまいますよね。
何が「失敗に」につながるのか、少し考えてみましょう。
あなたが「地獄」と感じる可能性があるのは、どんなことでしょう?
実は私が40代の方から「転職してみたら地獄だった」とご相談いただくことが多い点は共通しています。
・思っていたよりも仕事が忙しくてついていけるか不安
・人間関係が悪そうで、やっていける気がしない
・入社初日に、同僚が退職すると知って人員不足になりそうで怖い
・覚えることが山のようにあって、面倒くさい!
・自分と同世代が少なく年下ばかりで仲良くなれそうにない!
・聞いていた給与と違う!
いずれにしても、入社前のイメージと「ギャップ」がある場合に地獄だと感じるケースが多いようですね。
こんなに早く不安を感じるのは、まさか私だけ?と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ギャップというのはどのくらいの人が感じるのでしょうか?
ギャップを感じる人の割合は?
エン・ジャパン株式会社の調査によると、「転職者の4人に1人は入社後にギャップを感じている」ということが分かったそうです。
(出典;エン・ジャパン株式会社)
つまり、転職後にギャップを感じる人は多いのですね。
どうしてギャップを感じてしまうのか?多くの転職希望者様からの体験談を聞いていると、それは「入社前のリサーチ不足」が大きな要因だと感じています。
条件が良かったので、あまり細かいことは確認せずに入社しました。
しかし、入社後に働きだしてみると、手当のことや就業規則のことなど、小さなことが気になるように・・・前職の方がよかったかも?と感じるようになってしまいました。
このように、条件が良いということに安心して入職したのに、実際に働き始めたら思っていたのと違ったというお話はとても多いです。
ギャップを最小限にするためには、多少手間だと感じでも入社前にしっかりと企業について情報を収集することをおすすめします。
できる限り、入社後のギャップを防ぎたいですよね。
具体的にどんなことに気を付ければよいのか、できるだけ簡単な方法をご紹介します!
入社後のギャップを防ぐ4つの予防策
私が今まで700名以上の方の転職をご支援した経験から、入社後のギャップを感じることがないように、入社前にできることは下記の4点だと思います。
それも難しくないので、ぜひ取り組んでいただくことをおすすめします!
投稿された日付が3年以上前のものだと、現在の実態とは大きく異なることが多いので一つの目安にしてみてくださいね。
・それだけ真剣に当社での生活のことを考えてくれているんだな
・具体的な質問が出来て、先見力のある人なんだな
と誠実さを感じていただけることも多いので安心してください。
また、気になっていることを聞かずに入職してしまうと、後々「聞いておけばよかった」と後悔につながることもあります。
どんなに些細な質問でも、気になることはすべて解決してすっきりした状態で入社するのがベストです!
恐れ入りますが、メールで質問事項をお送りしましたので、ご確認いただけますと幸いです。
転職相談をいただく方から大変多いのが「自分で口に出して話してみたことで自分の気持ちがわかった」というお話です。
私は「口に出して言う」というのが非常に重要だと思っています。
自分はなぜ転職したいと思っていたのか、に立ち返ることが出来てどの会社に転職するか決断できました!
自分で口に出しながら整理してみたら、転職して失うものがあると分かりました。転職してもしなくても、不安が残るなら、転職しないほうがいいのではないかと感じました。
口に出してみることで、自分の意思を再確認できると転職活動の方向性が正しいのか、間違っていそうかわかる場合が多いですよ。
私が担当している転職希望者の方には「内定者訪問」をおすすめしています。
個人情報を多く取り扱っている、入室に危険を伴うなどの入室に対する禁止事項がない限り80%以上の企業は要望すると応えてくれる印象です。
「最終的なお返事の前に一度見学は可能ですか?」とご相談いただくといいと思いますよ!
40代転職成功者の実際の体験談
私が2年前にご転職を支援した45歳のAさんのお話です。
年齢の件で苦戦していたようで、ご相談いただくまでに6社へ応募していましたが、面接に至るまでに時間がかかっていたようです。
ご相談をいただいて企業を厳選しなおしたところ、事務職で通算10年以上の経験があったAさんは無事に、2社から内定をいただくことが出来ました。
▼内定をいただいたa社とb社にはそれぞれ特徴がありました。
Aさんが上記2社で悩んでいました。
しかし、内定をいただいた時点では、Aさんは条件のいいa社の大手企業に惹かれていました。
おおよそa社に決定する流れではありましたが、私は、より納得感をもって進んでいただきたいと考え、念のため内定者訪問をおすすめし、実際に見に行っていただきました。
ほとんどa社に気持ちが固まっていたAさんはb社への訪問に難色を示していましたが、せっかくいただいた内定だから、と気持ちを奮い立たせて伺ってくださったように思います。
しかし、内定者訪問の結果、Aさんはb社に入社することを決めました。
【Aさんの感想】
私は最初、99%はa社に入社しようと考えていました。
しかし、実際に内定者として見学に行くと、a社は社員同士の会話もなく、殺伐とした雰囲気に見えました。
入室したときの挨拶もなくて少し怖かったのです。
逆にb社では社員同士がコミュニケーションをとりながら幅広い世代が一致団結しているように見えました。
入室した私に対して、立ち上がって丁寧に挨拶してくださる様子にも温かみがありました。
さらに、60歳を超えてもバリバリ働く社員が輝いていて、私も将来こんな風に年を重ねたいと思えました。
通常どの企業でも60歳を超えると、仮に再雇用していただいても年収が大幅に下がりますよね。
逆にb社の場合は定年が65歳までということでa社よりも5年長く正社員として勤務できるため、生涯年収を考えると圧倒的にb社の方が高くなると判断しました。
Aさんは実際に訪問してみた結果、雰囲気がよりフィットするのはb社の方がと感じたそうです。
このように、実際に企業に出向いて見てみた結果、「訪問する前とは印象が変わる」という方はとても多いです。
これまで転職希望者の方の採用をご支援してきた私は、2人に1人は、訪問前と印象が変わるという肌感覚があります。
内定者訪問を行うことで納得して入社できるので、長期就業につながっている印象があります。
Aさんからは「実際に見に行かなければ、絶対にa社にして失敗していたと思う。条件だけではなく、しっかりと現場の雰囲気を見て決めたので後悔なく決断することが出来ました!」とお話をいただきました。
私が転職活動を支援する中でも非常に嬉しかった出来事で、私はあの笑顔が忘れられません。
40代の年収は下がるのが一般的?
今回のAさんの場合、b社に魅力を感じられたからこそ「生涯年収」に目を向けてみるという広い視野で決断することが出来たのではないでしょうか。
一般的に、40代の転職では経験値に関わらず、年収が下がりやすいということも言われています。
これは1か所での勤続年数が長いと、昇給によって年収が平均よりも上がっていることがあるためです。
転職先では、経験値はある程度加味されたとしても、もちろん昇給分の額は加算されないため転職先の方がお給与が下がるというケースが多いのです。
すべての企業がそうである、ということではなくあくまで一般的な水準でお話しています。
もし、現在の転職先と同等かそれ以上になるという転職先があれば大変貴重です!
40代の転職は慣れるまでどのくらい時間がかかるの?
転職が無事に成功すると、次に不安になってくるのが「どのくらいの期間で転職先に慣れることが出来るのだろう」ということではないでしょうか?
前職での勤務年数が長かったからか、中々転職先の仕事や人間関係に慣れることが出来ません。みんなどのくらいで慣れていくのでしょうか?
こういったお悩みも大変多いです。
中々環境に慣れることができないと、緊張が続いてつらいですよね。
実際にご転職を支援してきた実感としては、転職先に慣れるまでの期間について、かなり個人差が開くのが40代の特徴だと感じています。
短い人で1か月という場合もありますが、半年後もまだ慣れないとお話をいただくことも珍しくありません。
短ければいいということでもありませんし、長いと悪いということでもないと思います。
しかし、どちらかというと慣れるまでの時間が20代や30代に比べて長くかかる場合が多いというのもまた特徴のように思います。
考えてみれば、当然ではないでしょうか。
40代の方の場合、以下の様なケースがあると思います。
(転職先との違いを濃く感じやすい+習慣を変えづらい場合もある)
(教える立場から教わる立場への変換がすぐにできないこともある)
そう考えると、中々新しい環境への順応が難しいというのも理解できますし、今までしっかりと頑張ってきたからこそ、のことのように思います。
現に、調査によると転職経験者の半数以上が「馴染めなくて辞めたいと思ったことがある」と答えています。
(出典;リクナビネクスト)
しかし、あなたが一生懸命悩み、大切な時間を割いてたどり着いた転職先を辞めるというのは非常に残念なことですよね。
更に、転職歴が増えることや、1年未満など短期間での早期退職は「職歴に傷がつく」と言われることも多いです。
実際に、下記の様な募集要項を持つ企業も珍しくありません。
あなたが採用担当だったらどうでしょうか?
条件の良い企業ほど、応募が集まりますので、上記の様な応募条件でボーダーラインを設けることがあるというのは理解できるのではないでしょうか。
「転職歴がいくつもある人」「短期間で退職した人」というレッテルであなたの市場価値を下げないためにも、できることなら長期就業を目指したいですよね。
長期就業のためにも、早く馴染みたい!という思いを持たれる方は多いと思います。
その為にはどうすればよいのでしょうか?
転職における3か月の壁!40代で大切なポイントはアレ
3か月の壁というのをご存じでしょうか?
入職して仕事や人間関係に少し慣れたころ、就業先の細かいことが気になり始める現象です。
何だか、仕事内容や職場環境が私に会っていない気がする・・・私は本当にこの場所で輝けるのだろうか?
と不安になる方も多いのです。
これは40代だからではなく、年齢問わず誰にでも起こる現象です。
しかし一方で、この3か月の壁を乗り越えると長期就業につながるケースが多いとされており、3か月をどのように乗り越えるかは転職先での人生を左右する「非常に重要な期間」と考えられています。
実際に私が支援させていただいた転職希望者の方も「2か月を過ぎたあたりから少しずつ仕事内容のことや福利厚生のことなどが気になり始め、このままでいいのかと悩んでいます」というご相談をいただく機会が多くありました。
仕事や人間関係に慣れた証拠なのですよね!
でも、3か月を乗り越えると「悩んでいたことが晴れて楽しく働けています!」とお話いただくことが多かったです。
なぜ、3か月を超えると悩んでいたことが晴れるのか?
先ほどご紹介した「転職経験者の半数以上が「馴染めなくて辞めたいと思ったことがある」と答えています」というアンケートには続きがあります。
辞めたいと思ったことのある人のうち、約半数が、その気持ちが3か月で解消されたと話しているのです。
(出典;リクナビネクスト)
なぜ辞めたい気持ちが解消されたのか?
その理由理由は「職場のルールを把握するようにした」という答えが最多でした。
(出典;リクナビネクスト)
職場のルールを把握すると、馴染みやすくなる?
なるほど、、周囲の環境が変わったからではなく、「職場のルールを把握する」という能動的なアクションによって、職場環境に慣れるスピードが上がり悩みが晴れていくケースがあるのですね!
自分からアクションを起こすことはとても大切なのですね!
私が40代の方からご相談をいただく中で感じるのが、この「職場のルールを把握する」ということに難しさを感じている人が多いということです。
そのことについて人事担当の方から、以下の相談を受けることがあります。
経験がある方だったから期待して40代の方を採用したんだよね。
でもなんだか、前職と比較しているようで「前の会社ではこうだったから」とうちのやり方を覚えてくれないんだよね。
40代に関わらず転職経験がない、もしくは転職経験が少なく、一生懸命1つの場所で長く務めてきたという長期就業を経験している方の場合が特に要注意です。
一つの場所で長く経験してきたということは大変素晴らしいことです。
しかしながら、無意識のうちに転職先のすべてを前職と比較して「優劣」をつけていることがあります。
また、指導していたという立場だった場合には「教わる」という立場に立ち返ることが難しく、無意識のうちに前職のやり方を押し通してしまうというケースもよく聞きます。
共通するのは「悪気なく無意識に」という点です。
あなたが悪いわけではありません。
長く同じ場所で務めていれば当然のことです。
でも、せっかく期待していただいて内定をいただいたのですから、期待にこたえたいですよね。
だからこそ、「郷に入っては郷に従えを深く意識する」というのが大変重要になると考えます。
▼郷に入っては郷に従え
(出典;goo辞書)
幸せに働くために、「完璧な企業などない」ということを忘れてはいけない
転職するときに多いご要望が「条件がよく、人気のある企業に入職したい」というものです。
当然、誰だってそう思いますよね!
しかし仮に、実際にそのような企業に入職が決まっていても、私の経験上、転職後にアンケートを取ると90%以上の人が「転職先に対して不安な点がある」と答えます。
これはなぜか?
転職する前の不安とは種類が変わるだけで、転職後も不安はついて回るからです。
人気と言われる大企業に入ったのに、条件が良い代わりに、自分よりも能力のある人に囲まれて困っている
せっかくみんなのあこがれに企業に入職したのに、研修や勉強会が多くて頭がパンクしそう。仕事が終わっても勉強勉強・・・これじゃ、何のために転職したのかわからない。
私は、「人気があるからあなたにもフィットするか」というと、そうではないケースも沢山見てきました。
人間と同じで、完璧な企業はないのです。
でも、あなたが「大切にしたいと思う部分が叶う転職先」を見つけたのであれば、他のことは目をつむる寛大さも、必要です。
どんなに吟味して、納得し、文句のつけようがないと思って入社した転職先でも、「あれ、ここは前職の方がよかった」と感じる点は必ずあります。
完璧を追い求めることで、今の職場に感謝することが出来なくなり、どんどん自分が不幸だと感じるサイクルに陥ってしまうケースがあります。
大切なのは「完璧な職場」を探すことではなく「あなたにフィットする会社」を見つけることです。
「うちは完ぺきな会社ですよ」と、うたっている企業があっても、だまされないでください。
どんな企業にも必ず欠点はあるのです。
あなたが幸せに働くためには、その企業で働くメリットとデメリットをしっかり把握し、「デメリットを受け入れることが出来るのか」を精査することが大切です。
もし、デメリットを受け入れても働くメリットが大きい!と思える会社に出会えたなら、「郷に入っては郷に従え」の意識を忘れず、3か月、何とか頑張ってみましょう!
【40代の転職】新しい職場で「誰も話しかけてこない」のは、どうして?
転職先では、人間関係の不安も大きいですよね。
「自分より年下の人も多くて、どう接していいかわからない」というお声も多いです。
なぜか、転職先で誰も話しかけてくれません。
せっかく入職したのに、気分が沈みます・・・。
というご相談もあります。
入社できたのに、それは悲しいですよね・・・。
でも、それには理由があるケースがあります。
少し立ち止まって考えてみましょう。
▼チェックポイント
中途採用した社員に対して、既存社員から「話しかけづらい」という声が出ている
と人事担当の方からご相談をいただく場合、上記の内容が理由であることが多いのです。
私はまじめに仕事をしていただけなのに💦
と思われるかもしれませんね。
確かにそうです。
あなたは何も悪いことをしていません。
ですが、一つだけ忘れないでいただきたいことがあります。
それは企業側が「40代の中途採用に慣れていない場合がある」ということです。
冒頭でご説明したように、企業としての中途採用のニーズは20~30代であることが一般的です。
その為、今まで採用したことのある中途社員が30代までという企業もあります。
その場合、40代という中間層となる中途社員に対してどのようにコミュニケーションをとっていいかわからないという社員がいても不思議ではありませんよね。
ここは一つ、そういった状況を汲み取って、ご自身から話しかけやすい雰囲気を演出するのも、円滑な人間関係のスタートには必要かもしれません。
「話しかけてもらう」というスタンスから「自ら話しかけに良き、良好な関係を築く」という姿勢へ変換できる方は、間違いなく転職先でも活躍できる人材になれると思います。
そういった、「状況を読んで行動できる」というのも40代の大人の強みなのではないでしょうか。
こんな偉そうなことを書いていますが、私も転職したときには「仕事ができる人だと思われたい」という気持ちから、わかったふりをしてしまったことがあります。
その場は「わかるなんてすごい!」と一時的な評価を得ましたが、後々、「どうしよう、わからないって言いだせない💦」と本当に困ってしまいました。
これでは結局自分のためにも、会社のためにもなりませんし、何より顧客に迷惑が掛かってしまいますよね。「私は何のために存在しているのか」ということをはき違えないというのはとても大切なことだと感じました。
今では「わかりません」とはっきり伝えて、教えてもらったことに感謝し、過ごすよう心がけています!
まとめ
いかがだったでしょうか?
40代の転職について記載させていただきましたが、悩みは世代に関係なく共通することも多かったように思います。
「無意識のうちに潜在的に自分に芽生えている感覚」というのを理解して、転職先では学びなおすという姿勢が取れている方は、職場にすぐ馴染めているように思います。
これは、「そのような姿勢を作ろう」と、ある種、演出しなければできないことかもしれません。
本来の自分とは違うのに「演出」ってあり?
ありです!(笑)
むしろ、40代は積極的に演出すべきだと思います。
話しかけやすいあなたでいることは、円滑な人間関係を生み、最終的にはあなたが仕事をしやすい環境を作る最短ルートになるはずです。
そういった環境が作れることで、あなたは会社の期待に応えるパフォーマンスを発揮できるのではないでしょうか。
転職活動を地獄にしない方法も、入職後を地獄にしない方法も、あくまで一つの方法にすぎません。
すべてはあなた次第です。
良い仕事環境はあなたのご飯をおいしくしますよ。
一緒に頑張っていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
もし、退職理由をどうしようかな・・・と悩んでいる場合はこちらもご覧ください。
コメント