転職したいけど、どこに応募していいのかわからない。
応募したけど合格しない!どうしたらいいの?
合格したけどここに決めていいのかどうかわからない。
やっと転職先が決まったのに、中々辞めさせてもらえない・・・
こんにちは!JOBLOGサポーターのサマーです。
あなたは上記の皆さんの様に、「転職したくてもできない!」というお悩みを抱えていませんか?
様々な事情から転職が出来ないと悩んでいる方は非常に多いんですよ。
転職したいと思い始めて5年以上経ちますが、転職できていません
なんと、中には上記の様に5年以上転職に悩んでいるという方も珍しくありません。
でも大丈夫です。
マイナビで約5年勤め、現在も転職エージェントとして700名の転職支援をする中で「転職できない、詰んだ」という気持ちから最も早く抜け出せる解決策を見つけました。
今日は、1000社以上の採用担当者を訪問。700名以上の転職相談を受けてきた現役転職エージェントの私が「「転職できない、詰んだ!」を今すぐ抜け出す!超簡単な解決方法はコレ」について情報をシェアします!
【40代の転職】「転職できない、詰んだ!」あなたはどうして転職できないのか?
転職ができない、という方にはいくつかのパターンがあると思います。
大きく分けると4つです。
②応募したけど合格しない
③合格したけど理想の企業かどうかわからない
④理想の企業に合格したけど、現職を退職できない
どの状況だとしても、渦中にいるあなたは疲れを感じていることと思います。
私自身も転職時に応募する企業が中々選べずにいました。
どんな企業が理想なのかも、考えれば考えるほどわからなくなっていったのを覚えています。
結論からお伝えすると、もし、あなたの「転職できない!詰んだ!」という理由が上記の①~④に当てはまるのなら、大丈夫です。
あなたが「本当に転職したい」と思うなら、解決方法があります。
「転職できない!詰んだ」という気持ちから抜け出すヒントになれば幸いです。
早速、それぞれについて原因と解決方法を考えてみましょう。
転職できない理由①応募する企業が選定できない
あなたが応募する企業を選定できないのは、何が原因でしょうか?
初めての転職という方であればなおさら、以下のようなお悩みがあるかもしれません。
・どういう企業に応募すればよいのかわからない
・ホワイト企業、ブラック企業って何が基準なの?
・自分に合っている仕事の見つけ方がわからない
このお悩みへの答えは、一人一人違います。
しかし、その答えの便利な導き方があります。
ステップ4までやってみると、多くの方は転職したい先が絞り込めてくるかと思います。
実際に私が転職のお悩み相談をいただいた際に、この手法でお話を整理しています!よかったら参考になさってください!
今回はAさんの例を参考に、一緒に考えてみましょう。
Aさん
30代後半 男性 商社勤務
「給与が低い」だけではなく、具体的にあとどのくらい、なぜ必要なのかを書き加えることで、より具体的な検討が可能になります。
私が転職したい理由は以下の通りです。
・給与を上げたい(FX投資のために、月にあと3万円欲しい)
・残業を減らしたい
(現在毎日2時間の残業がある。子育てに参加したい為、1日30分までに減らしたい)
・人間関係が悪い(先輩からのあたりが強い)
・業界の先行きが不安(業績が下がってきているのが気になる)
ステップ1で箇条書きした転職したい理由の中で、現職でも叶えられるもしくは改善できる可能性があるものと、そうでないものを仕分けます。
主任に立候補すれば月2万円UP+資格取得で資格手当1万円UP=合計3万円UPの可能性あり
人間関係が悪い(先輩からのあたりが強い)=〇
自分が主任になれば、チームが変わる=先輩と離れられる!
業界の先行きが不安(業績が下がってきているのが気になる)=△
根拠のある情報を得られるまで様子を見て判断してもいいかも
残業を減らしたい(現在2時間→1日30分ほどに減らしたい)=×
部署異動をすれば可能かもしれないけど、移動した部署先でも残業がある可能性が高い
△や×=「現職では叶えられる(改善できる)可能性がない」こと=本当の転職理由ということになります。
現職でも叶う可能性のある事も転職理由として考えてしまうと、いつまでたっても状況が整理できないことがあります。
気に入っている面をあげて、現職を客観的に評価すると、「今いる会社の社会的なポジション」が見えてきます。
▼Aさんが、今の会社で気に入っているところは4点ありました。
・年間休日が125日以上ある
・子の看護休暇がある
・連続休暇が取得しやすい雰囲気がある
・家賃補助があるおかげで、他社よりも数万円給与水準が上がっている可能性があるのか
・年間休日125日以上って実は中々ないのかも
・子の看護休暇は、地味にありがたいんだよな
・友人の企業では連続休暇の申請がしづらい雰囲気があるって聞くな・・・
うちは、福利厚生や休みが充実している会社なのかも。
ステップ2で確認した、転職したい理由で△や×がついた「本当に転職したい理由」と、ステップ3で確認した現職で気に入っていることについて、「どちらの方が大事か」を確認するのがこのステップ4です。
どちらも手に入れたいから転職するんだよ!
という方もいらっしゃると思います。
しかし、企業は人で成り立っています。
人間が完璧でないのと同じように、企業も完璧ではありません。
「あなたが求めるものをすべて持つ会社」というのは存在しないと思った方が無難です。
言ってしまえば、現職で気に入っていることは、転職すれば失ってしまう可能性があります。
今回のAさんの場合、福利厚生やお休みの充実さがかなりレアなので、転職先では同じような環境が手に入らない可能性が大きいです。
家賃補助を失うのと、業界の先行き、どちらが不安かな・・・
年間休日が125日以下になるのと日々の残業2時間、どっちが嫌かな・・・
でも僕は子育てに毎日参加したい。
それは今の会社では難しいから、多少休みが少なくなっても残業がなくて毎日子育てに参加できる企業を探そう!
このように思うのか、以下のように思うのかは、Aさん次第です。
やっぱり今の福利厚生は捨てがたいな・・・今の職場でもう少し様子を見て、やはり業績が落ちるようなら転職を考えよう!
しかし、これも思考を整理したから決断できることなのです。
応募したいという決断に至った場合、上記4つのステップからあなたが大切にしたい条件は把握できたはずです。
その「あなたが大切にしたい条件」が叶う企業に絞って探すことが、「応募すべき企業」への近道になるはずですよ。
自分ではこんな風に整理できない!という場合は転職エージェントに登録してフォローしてもらうのも一つの方法だと思います。
私も転職時にはエージェントを利用して第三者目線の意見をもらいながら転職活動を進めていきました!
これも多い質問です。
考えてみてください。
あなたが思うホワイト企業とはどんな企業ですか?
ん~、そうだなあ・・・
残業が少なくて、お休みが多くて、お給料が多い会社で、ハラスメントがない会社かな?
なるほど!
では、もう少し具体的に教えてください。
僕は20時間以下で、125日以上のお休みで、月給30万円以上かな?
私は30時間以下で、110日以上のお休みで、月給25万円以上なら多いと思う。
かなり意見が分かれていますね。
私は、休みの日に連絡があったらハラスメントを感じます。
僕は、みんなの前で大きな声で叱責されたらハラスメントかな?
答えがバラバラでしたね。
それぞれに様々な価値観があることが分かりました。
お分かりいただけましたか?
ホワイト企業か、ブラック企業かに明確な基準はありません。
人によって、基準は違うのです。
人によって感じ方が違うため、明確な基準を作ることはできないのです。
しかし、労働基準法を逸脱するような働き方を強いられる会社はブラック企業と言えるでしょう。
そういった企業を避けること、それは重要です。
しかし、大切なのは、世間が言うホワイト企業、ブラック企業のイメージに騙されず、あなたにとってのホワイトが何か、ブラックが何かを考えること。
これが惑わされずに考えなければいけない本質です。
誰かがホワイト企業だと感じても、あなたにとってはブラック企業の可能性もあるし、その逆だって有り得るのです。
働くのは、他の誰かではなく、あなたです。
あなたにとってのベストな環境を明確にすることが、世間の評価に惑わされずにマッチする企業を見つけられる近道です。
このお気持ちはよくわかりますし、私も「私にはどんな仕事があっているだろう?」と悩んだ経験があります。
一つだけ言えるのは、「合っている仕事かどうかは、長く勤続してみて初めて分かる」ということです。
なぜかというと、以下の様にフィットしている感覚に波が生まれるからです。
▼フィットしている感覚の波
入職して間もなく=研修も丁寧で合っていると感じる
入社後3年経過=仕事に慣れてきたが、やりがいが何なのか見えなくなり合わないと感じることも
入社後5年経過=責任ある仕事を任され、乗り越えることで達成感が大きくなってきた合っていると感じる。
私の経験上、ご相談いただく多くの方がその波を経験しています。
そして、どんな仕事をしていても、その波はあります。
大好きな仕事についていても、必ず壁にぶつかるときがきてその壁を乗り越えられない方もいます。
逆に、それほどやりがいを感じていない仕事についていても、何かを成し遂げた時は達成感を感じることがあります。
つまり、「自分に合う仕事」と感じるかどうかは、入職してすぐにはわからないことの方が多いのです。
「長期間働いてみた結果、相対的な感想」として、わかることなのね。
難しいことを言いましたが、それでも、「出来るだけフィットしている感覚が強い仕事に就きたい」と思うのは当然ですよね。
その感覚を持つためには以下のような方法で職業選定することがお勧めです。
実際に転職に成功している方は、絞り込みすぎず、ステップ⑤で見つけた企業に対して、10社以上を目安に応募していらっしゃるように思います!
さて、「応募する企業が選定できない」というお悩みに対し、3つの解決方法をシェアさせていただきました。
ぜひ、ご自身が興味を持てるものがあれば挑戦してみてくださいね。
また、自身だけでは難しい場合はエージェントなど第三者の力を借りてみてください。
転職できない理由②応募したけど合格しない
中途採用の場合、多くの方が「合格しないという経験」を持っています。
せっかく労力を割いて時間をかけてリサーチして企業を選定し、応募したのに、合格しないとクタクタになってしまいますよね。
もうやーめた
と言いたくなってしまう、という方もいらっしゃるかもしれません。
私が担当している転職希望者の方も、年代を問わず「合格しない」というご相談が大変多いです。
しかし、私は、「合格しない」という悩みをお持ちの方に共通しているポイントを見つけました。
それは「1か所に絞り込まなきゃ」という思い込みがある、ということです。
イヤイヤそんなことはありませんよ!
という方は飛ばしていただいて大丈夫です。
しかし、中途採用において「できるだけ絞らなきゃ」と考える方が大変多いのです。
ですが、これは大きな誤解です。
実は、「絞り込むから、決まらない」のです。
新卒採用では、「専願」という考え方もあったと思います。
1~2社に絞って最終面接に行ったという方も多いかもしれません。
何社も面接を受けるなんて失礼でしょ?
と、新卒での就職活動の経験から、中途採用においても同様に考える方が多いのです。
しかし、中途採用では新卒と違い、あなたには「職歴」が出来ています。
また、新卒の時とは結婚や子育て、介護などライフステージが変わっている場合があります。
つまり、働いた経験や人生経験が増えたことによって、「比較したいポイント」が増えているはずなのです。
▼新卒の場合
・家庭がない場合がほとんど(未婚の場合が多い)
・初任給は求人票通り(職歴がないので、経験加算などの変動はない)
→経験がないからこそ、比較したいポイントが絞り込めた。
▼中途の場合
・ライフステージが進んでいる可能性(家庭状況を鑑みた働き方が必要になる場合もある)
・年齢の壁(年齢によっては最後の転職となる可能性もあるため慎重さが必要)
→新卒と比較して、職歴があることや、家庭環境の変化によって、比較したいポイントが多岐にわたる可能性がある。
上記の様に、新卒に比べて中途では、職歴が出来たことや人生の状況の変化によって、検討しなければならない点が増える可能性があります。
そうすると、黒文字の求人票のみでは分かり得ないことが増える、とも言えます。
その為、新卒時の就職活動の様に1,2社に絞り込んで応募しても、うまくマッチングしないという可能性が生まれます。
ある調査によると以下のことが分かったそうです。
1社以上の内定を得るためには、5社の面接を受ける必要があり、そのためには22社の求人に応募する必要がある
(出典;doda)
実際に私が担当していた転職希望者の方も、10社以上応募し、3社から5社同時並行で面接を受けていることが多いです!
応募の段階では間口を広げ、実際に選考に進んだ段階で絞り込んでいくのが、おすすめです。
「中途採用は新卒と比べて合格率が低い」というのが、転職エージェントの共通認識です。
新卒採用の合格率と中途採用の合格率は調査が難しいので、信頼できるデータがない為、数値で示すことが難しいです。
しかし、新卒採用、中途採用など企業の採用に10年以上関わり、1000社以上の採用コンサルを担当してきた私の経験からすると、圧倒的に「中途採用の方が受かりづらい」という肌感覚があります。
中途だと新卒より受かりづらいのね?どうしてなのかしら・・・
比較したいポイントが多い+新卒より受かりづらいとなると、1社に絞ってしまったらうまくいかないのも当たり前か。
その理由は中途採用には「おまけ」が無いからだと考えています。
新卒採用には「おまけ」が生じることがあります。
「新卒バイアス」や「伸びしろの加算」。
これが新卒採用の「おまけ」です。
面接時、「多少の失礼や至らなさがあっても致し方ない」という目線
で評価するというのが一般的な新卒採用なので、「今の姿」から「未来の姿」を想像し「教育していくことで会社にフィットさせていこう」という考え方の下で採用を行います。
2つのおまけから、企業が採用したい理想像の70%以上であれば採用してもらえる可能性がある、と感じます。
一方で、中途採用は企業の求める理想像が高くなるため、おまけがなくなります。
原因は企業が中途採用を行う理由にあります。
・即戦力として採用したい
・社会人経験があるので、できるだけ研修などは最低限にしたい
つまり、中途採用は「未来のあなた」ではなく「今のあなた」を評価する採用方法なのです。
ですから「今のあなたが」企業の理想とする人材像にピタッと当てはまらなければ、不採用になる、それが中途採用の厳しさです。
というわけで、「あなたが比較したいと考えるポイントが増える」ということと「中途採用は圧倒的に合格率が下がる」この2点から、応募企業を厳選しすぎるのはかえってリスクになる可能性があると、私は考えます。
求人内容から理想だと思っていた企業が、訪問した結果理想と遠かったというギャップに苦しむケースは山ほどあります。
逆に第5希望だった企業が、面接に行ったら第一希望に躍り出ることもまた、よくあります。
あなたが「転職活動が大好き!求人票からすべてを読み解ける自信がある!」ということでないなら、悪いことは言いません。
求人票だけで企業イメージを作らないでください。
それは、写真とプロフィールだけで結婚相手を決めるのと一緒です。
そして、あなたの理想を70%超える企業があれば、できれば10社以上応募してみてください。
というわけで、転職できない理由②応募したけど合格しないに関しては「絞り込まずに、応募することのハードルを下げること」が大切です。
転職できない理由③合格したけど理想の企業かどうかわからない
せっかく合格したのに、「ここで決めていいのか」と悩んでしまう
という方も多いです。
結論から申し上げますと、決断する材料が足りていない場合が多いです。
私が転職を決断する時に必要だと思う材料は以下の2つです。
2、「入社後の自分」がどのような自分かという具体的な想像
理由は、これまで転職をご支援し、3年以上勤められている方(長期就業者)に共通するのが、「上記2点をどちらもクリアして入職している方」だからです。
どちらかだけでは不十分だと思います。
入社後のイメージはできていたけれど、入社してみたら「そもそも業種が違う方がよかったのではないか」と感じるようになった。
企業選定は間違っていなかったと思うけど、入社後の想像が不十分で、思っていたより忙しかった。
などの大きなギャップが生じるからです。
「企業選定方法が間違っていないという確信がある中で、転職後の自分を具体的に想像できた」という場合、入社後に多少ギャップを感じても、こう思うことが出来ます。
入社前に整理して企業選定を行って、入社後のイメージも具体的に持てたんだから、ここで大丈夫!ちゃんと準備して、検討して入社した自分を信じよう。
だから、多少のギャップを感じても転ばずに、進んでいけるのです。
材料集めが不十分だと、入社後に少しでもギャップを感じた場合、このようになります。
「あれ、なんだか合わないな。そういえば企業選定を適当にやっちゃったから、検討が足りなかったのかも。入社後の自分もあまりイメージ沸いてなかったし、、、失敗しちゃったかな?」
この企業を選んだ自分を信用できず、少しのギャップでも躓いてしまうのです。
ですから、上記2つの材料をしっかり集めて転職することは、長期就業の観点からもあなたを支えてくれる大切なものになるのです。
では、それぞれの材料の集め方を確認しましょう。
これは、上記の「①応募する企業が選定できない」でご紹介した解決法をお試しください。
自分だけでは不安であれば、周囲の信用できる人(家族、友人、先輩)や転職エージェントへの相談など第三者に聞いてもらうのもおすすめです。
アドバイスをもらわなくても、自分の口で声に出して話してみることで整理されることが多いです。
書くのもおすすめですよ。
これは、口コミサイトをご覧になるのもいいと思いますが、できれば転職先となる同僚や採用担当との面談、見学など「内定者訪問」がお勧めです。
企業を見極めるのには、とても有効な手法です。
内定者訪問は、あなたが後悔しないために、本当にあなたとフィットする会社なのかどうか、見極める作業です。
個人情報を多く取り扱っている、入室に危険を伴うなどの入室に対する禁止事項がない限り80%以上の企業は要望すると応えてくれる印象です。
「最終的なお返事の前に一度見学は可能ですか?」とご相談いただくといいと思いますよ!
面接のときに企業を訪問して見学しているけれど、もう一度行った方がいいの?
というご質問も大変多いのですが、答えは「はい」です。
なぜなら、あなたの「見る目」が変わっているからです。
転職希望者としての見る目と、内定者の見る目は違います。
内定者として訪問すると、自分が入職した後をイメージしたいという思いから、自然に「より具体的な情報収集」をしようとします。
例えば、以下のような点です。
転職希望者の時には気にならなかったことが必ず気になり始めます。
ですから、内定者になったあなたが訪問するということに意味があるのです。
しっかりと材料を集めることは、転職後のあなたを絶対にサポートしてくれます。
実際に企業に出向いて見てみた結果、「訪問する前とは印象が変わる」という方はとても多いです。
これまで転職希望者の方の採用をご支援してきた私は、2人に1人は、訪問前と印象が変わるという肌感覚があります。
内定者訪問を行うことで納得して入社できるので、長期就業につながっている印象があります。
内定者訪問に行って入社を決めた方からは、「実際に見に行かなければ、間違った選択をしていたかもしれない。条件だけではなく、しっかりと現場の雰囲気を見て決めたので後悔なく決断することが出来ました!」とお話をいただきます!
というわけで、転職できない理由③合格したけど理想の企業かどうかわからないについては、材料集めをしっかり行うことが近道となります。
この2つを試してみて下さいね。
きっとあなたの決断を後押ししてくれますよ。
転職できない理由④理想の企業に合格したけど、現職を退職できない
退職してから転職活動をする方もいれば、在職中に転職活動を行って、内定をもらってから退職するという方もいらっしゃいます。
ケースバイケースではありますが、個人的には「転職先が決まってから退職する」という方がリスクが低いので、おすすめかと思っています。
しかし、その場合は以下のようなことで悩む方もいらっしゃいます。
退職したいのに強い引き止めに合っていて困っています!
社内規定を守って3か月前に退職交渉したのに、辞めさせてもらえない!
退職交渉は済んでいたのに、人が足りないからもう少しいてほしいと急に引き止められた
などなど、様々なケースがあります。
でも、一つだけ言わせてください。
引き止めは、あなたがお仕事を頑張ってきた証拠なんですよ!
中には残念ながら上司に伝えたとたん、待ってましたとばかりに「はい、明日付けの退職でもいいよ?」と言われてしまうケースもあります。
そう思ったら、引き止めてくれるほどあなたを必要としてくれる職場というのもありがたく思えてきませんか?
とはいえ、現実は困ってしまいますよね。
退職交渉は「出来るだけ円満に退職したい」「迷惑をかけずに退職したい」など、現職への影響をなるべく小さくしたいと考える方も多く、エネルギーを使うと思います。
出来るだけ円満に退職できるようポイントをご紹介します。
正社員の場合、法律上は2週間前までの申し出がルールです。
「法律上」は、2週間前に申し出れば辞められるということになりますが、お勤めの会社の「就業規則」によって申し出が正当に受理されるかどうかは異なります。
一般的には、1か月前というのが多いように思いますが、会社によっては「3か月前までに申し出ること」という就業規則を持っている場合もあります。
いくら退職の意志が固くても、会社のルールを無視してしまっては円滑に話が進まないというのも当然です。
やむを得ない理由があるという場合を除いて、会社のルールにのっとった退職申し出を行うのが、退職への最短ルートです。
また、就業規則を守らずに退職申し出をした場合「賞与(ボーナス)を支給しませんよ」と定められている場合もあります。
適正に退職を申し出ることはあなたの権利を守ることにもつながります。
ご自身の会社の就業規則を見直してみてくださいね。
退職申し出の際の引き止めに効果的な魔法の言葉。
それは「次の転職先が決まっている」と伝えるということです。
それだけ?と思われたかもしれませんが、700名以上の方の転職支援をしてきて一番効果的だと感じています。
あなたが上司だったらどんな人を引き止めますか?
上司が引き止めやすいのは「次の転職先が決まっていない」という場合です。
実際に私が1000社以上を訪問して採用支援を行ってきた中で、社員から退職交渉されたとき、多くの企業で上司が聞くのは「次は決まっているの?」でした。
決まっていない場合、「だったらもう少し頑張ってみない?」と、転職時期を少しずつ引き延ばされて、なんだかんだ5年経ってしまったという方も多いです。
次が決まっていないと、あなたも断り文句に困るのです。
ずるずると、なんとなく伸びて行ってしまう、というサイクルになります。
ですから「次が決まっているので申し訳ございません」と言えるよう、転職先を決めて面談に挑むのも一つですね!
「転職先はどこなの?」
と聞かれても答える必要はありません。
引き止めに必死な場合、転職先を聞いて、転職先に関する事実と異なる情報を伝えてこられるケースもあるからです。
いらぬ抗争を起こさないためにも、次が決まっているのか聞かれても、社名を答える義務はありません。
よほど信頼している上司でない限りは、答えないのがベストです。
「申し訳ありませんが、次の会社については伏せさせてください」
と、華麗にスルーしてください。
もちろん、交渉が難航しそうだな、、と思った場合は、次が決まっていなくてもバレることはありませんので「決まっている」と伝えても大丈夫ですよ。
誰も傷つけず、上司の方もあきらめがつくし、あなたも自由の身になれます。
嘘も方便。うまく切り抜けましょう!
中には、中々言い出せなくて時間が流れてしまっている・・・という方もいらっしゃるかもしれません。
退職申し出にはいろいろな方法がありますよ。
ぜひ以下の方法を検討してみてください。
・誠意を伝えたい
・円満退職したい
・自分の言葉で伝えたい
やはり、気持ちが伝わるのが口頭です。
気まずさはありますが、「それを乗り越えて伝えようとしてくれているんだな」という誠意を上司もくんでくれることが多いです。
ですが私は、「口頭がベストだけどマストじゃない!」と思っています。
職場環境にはさまざまな種類があると思います。
中には、精神的に異常をきたしてしまうほど追い詰められている方のご相談も多く受けてきました。
職場でストレスを感じているのに加えて、退職申し出を切り出すことがストレスで、体調を崩してしまいました・・・
こういうご相談をいただくとき、必ずお伝えしているのは、「一番大切なのはあなたの心」ということです。
あなたの心を守れる方法で伝えるのがベストなのです。
・直接面談で伝えるのは気が引けるけど、言葉で伝えたい
・言いたいことをまとめて、読みながら伝えたい
・感情を伝えたい
・録音しておきたい
言いたいことをまとめておいて、読み上げることもできるので緊張も最低限で済むかと思います。
感情も伝わるので、誠意や申し訳なさも伝わりやすいですよね。
また上司があまり取り合ってくれない、暴言などパワハラが怖い、という場合、録音できるのも安心ですね。
・口頭だと引き止められそう
・言いたいことがうまく言える自信がない
・転職の意志が固い
・上司に直接言いたくない
「退職願」という形で書面で退職意思を伝える方法があります。
これは郵送でも可能です。
口頭で伝えたけど上司がなかなか退職を理解してくれないという場合にも有効ですよ。
その場合、上司ではなく、人事や労務部門、社長など採用を担っている人に直接送る方法も有効です。
・口頭でも話したけど退職を理解してもらえない
・エビデンスを残したい
・直接だと言いたいことがまとまらない
・口頭だけだと心配
口頭や電話、書面と比較してかなりハードルが下がるのがメールではないでしょうか。
伝えたいことをまとめて提示できるだけでなく、中々退職を認めてくれない職場の場合にはエビデンスを残すという意味でも有効です。
私が転職をご支援している方で、「上司にうまく伝えられるか不安」という方には「メールで退職意向を伝えて、面談のアポイントを取る」という手法をおすすめしています。
そうすればどういった趣旨の面談か分かっている中で話せるので、的確かつ誠実に退職を申し出ることが出来ます。
口頭だけだと心配という方にお勧めの手法です。
・直接上司と話したくないという恐怖がある場合
・退職の意志が固く、出勤したくないという場合
・人事等も含む全社員とかかわりを持ちたくない場合
現在多くの退職代行サービスが存在していますね。
背景としてはハラスメントの認知が大きな要因だと思いますが、上司からパワハラを受けている、セクハラを受けていて直接話したくないという場合も有効かと思います。
ご自身に合う方法で、申し出をしてみてくださいね。
さて、転職できない理由④理想の企業に合格したけど、現職を退職できないについては3つのポイントをご案内しました。
40代で転職時の面接が死ぬほど嫌い!そんな時は応募書類でリードしよう
転職したいけど、面接が本当に嫌いなんです。
面接が恐怖すぎて、踏み出せない。
魂が抜けてしまうほど悩まれているのですね・・・。
私のご支援した転職希望者様の中には、「面接の直前にリラックスしたいので電話で励ましてください」と希望される方も多かったです。
面接前に、車の中からお電話いただいて、「大丈夫、○○さんは沢山準備してきたのを私は知ってますよ。」とエールを送ることも珍しくありません。
このように、「面接に対して過度に緊張してしまう」「面接への抵抗感が強い」という方にぜひ知っていただきたいことがあります。
それが、「応募書類で差をつける」という方法です。
え、面接が苦手って言っているのに応募書類の話?
と思われたかもしれませんが、書類でリードできていると、面接もスムーズに進むことが多いのです。
結論から申し上げますと、「確認事項が少なく済むから」です。
採用担当者の方とお話をすると、よく出てくるお悩みがあります。
・志望動機の情報が少なくて、なぜ転職しようと思ったのかわからない
・なぜうちに応募してきたのかわからない
書類の情報が不足しているというお悩みです。
書類からはわからないから面接で確認しないと・・・
このように、書類の情報が不足していると、面接での質問項目が増えてしまうのです。
ある大企業の採用担当者さんが、300を超える応募書類が届いても、こちらが求める情報が書いてある書類は10%ほど(約30枚)しかないとおっしゃっていました。
多くの応募書類が情報不十分で、良い印象を与えられていないことが分かります。
逆に、情報が充実している応募書類の場合は、「軽く確認すればよいだけ」となるので質問項目が絞られ、面接時間もコンパクトになるケースがあります。
つまり、採用担当が求める情報をしっかりと盛り込んでおけば、書類選考の通過率が上がるだけでなく面接もスムーズに進むということになります。
よーし!情報がしっかり盛り込んである履歴書を作って、面接を楽にしよう!
・・・ところで情報が充実した応募書類ってどうやって作るの?
情報が充実した書類を作るにはどうすればよいのでしょうか。
学歴、職歴に抜けや間違いがないというのは前提ですが、一番大切なのは、履歴書の志望動機を「ラブレターにする」ということです。
急にラブレターって何の話?
と思われたかもしれませんが、非常に重要なお話です。
あなたが採用担当者なら、応募書類のどこを見ますか?
職歴?
文字のきれいさ?
写真?
応募書類の中で採用担当者が最も重要視しているといっても過言ではないのが志望動機です。
そして、採用担当者は、「ラブレター」を待ち望んでいます。
落選が続いているという転職希望者様の履歴書を見せていただくと、ほぼ100%起きている現象があります。
それが、志望動機が応募企業へのラブレターになっていないという現象です。
例えば以下のようなものです。
私はこれまで5年間営業事務として、先回りして求められる行動をとるということを心がけてまいりました。
その中で、顧客の声を直接聞くことが出来る営業として勤務してみたいという気持ちが芽生え、貴社への応募を決意いたしました。
今後は前職での経験を活かしながら、顧客に求められる営業になれるよう精進いたします。
▼この志望動機から伝わることは以下の通りです。
・前職で学んだこと
・営業職に就きたいと考えた理由
・どんな営業になりたいか
・簡潔にまとまっているものの、なぜうちの会社に入りたいのか、うちの会社じゃないといけないのか、がわからないね。
・お隣のB社でもいいんじゃないのかな?
・たまたまうちの募集が営業職だったからなんとなく応募してくれたのかな?
私はこれまで5年間営業事務として、先回りして求められる行動をとるということを心がけてまいりました。
顧客の希望を想像しながら働くということの大切さを学び、今度は顧客の声を自ら直接聞くことが出来る営業として勤務してみたいという気持ちが芽生えました。
中でも貴社は長い歴史を持つだけでなく、「常に、まえに。」という社是のもと、業界に新しい革新をもたらし続けています。
現在の立ち位置に甘んじることなく、業界の発展を目指して進化し続ける姿に「自分自身もこうありたい」と感銘を受け、応募を決意いたしました。
営業職は初めての挑戦となりますが、積極的に学びを深め、貴社に貢献できる営業になれるよう精一杯精進いたします。
採用担当者は以下のような感想を持つはずです。
・なぜ他の会社ではなくうちに応募してきてくれたのかがよくわかる!
・志望度が高そうだから合格を出したらうちに来てくれそう!
・営業は未経験だけど学ぶ意欲があって、活躍してくれそう!
あなたが採用担当なら、どちらの人物を採用したいですか?
もし面接で少し緊張してしまっても、書類での印象がいい分、カバーされる印象があります。
書類選考を絶対に通過したい!
という方にも、志望動機をラブレターにするというポイントは、必ず押さえていただきたいと思います。
志望動機をラブレターにするために必要な要素は4つあります。
②なぜ転職しようと思ったのか
③この企業に応募した理由(一番大事)
④決意表明や意気込み
特に、③、④がとても大事です!
なぜこの4点が必要なのか、先ほど例として出した志望動機をあてはめながら、具体的に見てみましょう。
どんな力を持っている人なのか、どういう風に頑張れる人なのか、というパーソナリティを把握するのに大切な情報です。
退職理由や転職理由は「その人がどんな価値観を持っているのか」が分かり、「その価値観は当社とフィットするのか」を採用担当が判断するのに大切な情報です。
中途採用の担当者は「当社のどんな部分に魅力を感じているのか」がわかると、マッチする人材かどうかわかります。
ここが「福利厚生・給与・労働環境」などの条件になってしまうと、逆効果です。
条件でうちを選んだなら、うちよりいい条件の会社が出てくれば転職してしまうのかな?
という採用担当者の懸念につながります。
社是や企業理念、社長挨拶などから「共感できる考え方」をピックアップして、「御社が大切にしたい考え方を、私も大切にして働きたいです」ということが伝えられると、印象がとてもよくなります。
未経験の他職種への転職であれば、教えていただくことへの感謝、素直さ、頑張りたい気持ちを前面に押し出し、「この人なら未経験だけど頑張ってくれそう」という印象を持ってもらうことが大切です。
気を付けたいのが、同業種から同業種への転職の場合も「学ぶ姿勢があることのアピール」を忘れないでいただきたいということです。
同じ職種であっても、郷に入っては郷に従えで、会社ごとに方針や仕事の仕方は必ず異なる点があります。
志望動機の終わりが「経験を活かして頑張ります!」という意気込みだけの場合、以下のような印象につながることがあります。
経験があって即戦力になってくれそうだけど、少しプライドが高い可能性があるな。新しいことを吸収する素直な姿勢があると、安心なんだけど・・・
・これまでの経験を活かしながら、貴社にて教えていただいたことをいち早く吸収し、貢献できる人材になれるよう頑張ります
など「さらに学びを深める姿勢がある」ということを表現できると、先方が安心します。
「他の会社ではなく、御社がいい」がいい理由や、「頑張る意気込み」をいかに具体的に伝えられるか、で書類の印象が変わります。
転職時の面接がとにかく嫌!という場合は、ぜひ応募書類で差をつけ、心の余裕をもって面接に挑んでみて下さいね。
きっとあなたのラブレターが、面接を助けてくれますよ。
【40代の面接】スラスラ言えない!転職時の面接であなたの印象が劇的に変わる、3つのポイント
とはいえ、いくら書類を固めても面接は受けなきゃいけないよね。
スラスラ言えないんだよ!怖い!!
このように震えている方もいらっしゃるかもしれません。
安心してください。
以下の3つの簡単なポイントを意識するだけで、あなたの印象が劇的に変わる可能性があります。
ポイント②「回答内容が相手の意向に沿えているか」を意識する
ポイント③語尾は「言い切る」ことで誠実さをPR
どれもすぐにできる内容なので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
え、そんなこと言っていいの?
驚かれるかもしれませんが、これはかなり効果的です。
実際に私も、担当している企業の中途採用面接に何度か参加したことがあります。
「強気な印象の方」よりも、「緊張している様子がある方」の方が面接官の質問が柔らかくなるという傾向が強くありました。
方法は簡単です。
面接で1問目の質問をされたときに、以下の文言を伝えてください。
すみません、大変緊張していて、たどたどしくなってしまうかもしれませんがご容赦いただけますと幸いです。
これだけで担当者は「緊張するよね!」と、その気持ちに寄り添ってくれる場合が多いです。
担当者によっては、「そうですよね、大丈夫ですよ、深呼吸しますか?(笑)」と和ませてくれるケースもありますよ。
自分から緊張していると伝えるだけで、話しやすくなることが多いので、良かったらぜひやってみてくださいね。
面接はとても緊張しますよね。
しかし、それでいいのです。
驚かれるかもしれませんが、実際に私がご支援し、合格をいただいた方の8割以上は「面接に失敗したかもしれない」と感じていらっしゃりました。
逆に、「面接には自信があります!」という方で、終了後も「うまくできたと思います」という方の方が落選する傾向があります。
つまり、終了後に「たどたどしくなってしまったかも」と自信なさそうにされていらっしゃった方の方が、合格率が高いです。
それはなぜか。
大切なのは「相手の意向に沿った回答」が出来ているかどうかだから、です。
自信がないという方の場合は、「これで大丈夫かな?」と不安があるので、自然と相手の質問の意図や表情を見ながら質問に答えている場合が多いのです。
ですから、ご自身では自信がなくとも、面接官からすると「丁寧で誠実、謙虚な方」と映るケースがあります。
逆に、面接に自信がある!うまくできた!という方の場合は「自分の言いたいことを言って満足しているケース」が多いです。
なんだか、こちらが聞きたいこととは少しずれているな・・・
あまり相手のことを配慮できない人なのかも。
とネガティブな印象になることもあり、落選する場合があります。
あれ、面接に自信がないから、横柄な態度にはなっていないと思うんだけど、合格しないのはどうして?
という方は、「相手の意図を汲み取る」という作業が足りていないかもしれません。
もし、面接官に以下のような兆候があれば、あなたの回答が「質問の意図に沿っていない」可能性があります。
そんな時は、下記の文言で確認してみてください。
・恐れ入りますが、ご質問いただいた内容の意図に添えていましたでしょうか?
・恐れ入りますが、先ほどの質問を、聞き間違えてしまったかもしれません。
もう一度質問いただいた内容をおっしゃっていただいてもよろしいですか? など
話を聞いていなかったのか?とか、理解力がない人とか思われないかな?
大丈夫です!
「相手の意向を把握しようとしている、丁寧な人という印象が残る場合」が多いです。
面接は緊張するよね、という前提は採用担当者も理解しています。
しかし、「質問の意図をはき違えたまま話し続ける」という人は、相手の表情や意図を汲み取らない自分よがりな人という印象につながるケースが多いです。
=自分よがりな人
=コミュニケーションに思いやりがない人
=顧客や同僚と円滑な関係性を築きにくい人
ですから、面接時に話していて「あれ、私の言っていること、伝わっているかな?」「質問の意図に沿っていたかな?」と不安になったときには、勇気をもって「いただいた質問の意図に沿っていたでしょうか?」と確認する気遣いを持ってください。
実は、面接で良くない印象を持たれる原因として大変多いのが「言い切らずに終わる」です。
例えばこんなケースです。
転職希望者「はい、非常に残業が多いことに疲弊しまして・・・」
転職希望者「はい、今のところは・・・」
お分かりいただけましたか?
回答の最後が「・・・」で終わっています。
悪気はないと思いますが、「・・・」の部分をあなたが想像して下さいね、という回答になっているのです。
ん?残業が多いことに疲弊したからどうしたんだろう?体を壊したのかな?
今のところは、ということは、今後はダメになる可能性もあるのかな?
なんだか自信が無さそうだし、志望度が低いのかな?
の様に、最後まで言い切ることで、あなたの印象に誠実さや丁寧さが加わります。
更に、上記の様にしっかりと言い切ることで誤解が生まれず、採用担当は正しくあなたを理解し、検討することが出来ます。
介護の可能性はあるようだが、5年後であれば会社の状態も変わっているだろうし、転勤の希望地やタイミングの希望も聞けるかもしれないな。
無意識のうちに「・・・」で終わるような回答をしてしまっているケースは非常に多いです。
以上あなたの印象が劇的に変わる3つのポイントをお伝えしました。
私がご支援した転職希望者の方で、5社以上落選を繰り返しているとご相談いただいた方に、上記3つのポイントを見直していただいたところ、翌月には2社の内定をいただきました。
この3ポイントを意識いただくだけで、かなり印象が爽やかに変わりますので、試してみてくださいね。
「面接でスラスラ言えない、、、」とお悩みの方にお勧めしたいポイント3つをご紹介しました。
【40代の転職】落選したけど、やっぱりあの企業に転職したい!再応募はバレる?
過去に落選したんだけど、どうしてもあの企業が気になる!
もう一度面接を受けることはできる?
こういったお悩みもよくいただきます。
考え抜いて、やっと見つけた企業であれば、どうしても合格したいという思いは強くなりますよね。
結論から申し上げますと、再応募はバレます!
また、基本的には再応募は不可ですが、再応募できる場合もあります。
その理由と対策についてお伝えしますね。
再応募がバレる理由と基本的に再応募が不可な理由
応募者というのは基本的に採用不採用に関わらずデータベースで管理していることが多いため、再応募があった時点でデータベース上で分かってしまうというのが構図です。
「しれっと再応募してみる」というのは残念ながら通用しません。
また、再応募が基本的に不可なのは、一般的に「企業の採用に関する判断軸は、年月を経ても大きく変わらないことが多い」からです。
あなたが思っているよりも、企業はシビアに採用活動を行っています。
なぜなら、企業は大きな労力と費用をかけて人を採用するからです。
面接官の育成
中途社員の教育係の育成
採用した中途社員への給与支払い
中途社員への物品支給
軽く挙げただけでも、上記の費用や人的コストがかかっています。
職種にもよりますが、1人採用するのに100万円~300万円ほどかかっていると考えてください。
・前職の経験からみて、当社の仕事を任せられるのか
・以前採用した中途社員と比較して長く務めてくれそうか、活躍してくれそうか
・人格から、会社になじめそうな人かどうか
・顧客から好印象を得て、会社に良い循環をもたらせそうか
・会社の顔として恥ずかしくない人材かどうか
など、時間をかけて企業が重要視したいことを厳選し、様々な観点から合否を決定するのです。
その為、安易に採用したり、不採用にしたりしません。
そして、その採用方針が大きく変わることは、会社自体の大きな変革がない限りは起こり得ません。
面接官が違えば合格だったかもしれない
というお声をたまに聞きますが、それも少し的外れだと私は思います。
なぜなら、「面接官は企業の顔」だからです。
先ほどご説明したように、企業はたやすく採用を行っているわけではありません。
企業にとって採用は「生命線」と言われるほど大切なものです。
なぜなら企業は人だからです。
どんなにいいものを作っても、それを売る人の質が低ければ、商品は売れないですよね。質の高い営業がいて初めて、商品がより多く、より長く売れていくことになります。
企業は質の高い人材を確保しなければ、存続していくことはできません。
つまり、採用がうまくいかなければ、命が経たれるのです。
だからこそ、企業は事業計画と等しいパワーをかけて採用方針を決め、安くはない採用予算をかけて採用活動を行うのです。
その、一大イベントを任せるには、「企業が信頼を置ける人材」を選ぶ必要があります。
面接官の人選は企業にとって生命線を守る大切なポイントです。
もし、その面接官が「威圧的だった」と感じる場合は、それがその企業の採用方針なのです。
それがその企業のメッセージです。
特に大企業であれば、意図してそのようにしているケースも多いですね。
しかし、場合によっては企業の採用方針とは異なる面接を行っている面接官も存在します。
企業としては和やかに面接して、リラックスした状態で本音を引き出したいのに、面接官が威圧的に面接してしまうといったパターンです。
これは「企業側が面接官の問題に気づいていない」「気づいていても、採用の質の底上げに手が回っていない」のどちらかであることが多いです。
いずれにしても、「採用が企業の根幹になる」ということに気づけていない会社ということになるので、先行きが安心なのかは疑問だと思います。
採用に力を入れている会社であれば、基本的には方針が変わって、過去不採用だった人を採用するということは起こりづらいと言えます。
ですから、あなたが希望している会社が「採用に力を入れていそう」という会社なのであれば、基本的には「一度落選したら、何度受けても落選する」と考えられます。
・企業ホームページに採用専用ページがあり、先輩社員の声など情報が充実している
・求人サイトなどに情報が充実している
・面接のステップが多い(3次選考以上ある)
・大企業
しかし、中には再応募が可能な場合というのも存在します。
再応募が可能な場合
以下のようなケースは再応募が可能になるケースがあります。
規模が大きくない会社であれば、会社自体が成長過程にあるため、採用方針が変化しやすいという状況があります。
社長が一人で採用を担当しているという場合は直談判もしやすいので、再応募での合格も可能性があると思います。
実際に私が採用コンサルを担当していた会社が上記の様な中小企業でした。
その企業では以前応募があり不採用となった方から、3年後に再応募があり、合格になったケースがありました!
合格理由は「落選後も会社を気にかけてくれていたこと」「人間としての成長が見られたこと」でした。
専門的な知識やスキルが求められる職業では、スキルや経験値の上昇によって、合格する場合があります。
前回の不採用が「スキルや経験不足であることが分かっている」という場合は、スキルや経験値が上がったタイミングで再応募し、合格したという方もいらっしゃいます。
会社の移転、事業の拡大などにより募集をかける場合は、合格ラインが多少下がることもあります。
採用のホームページや求人サイトで、気になる企業の動向を追いかければ、そういったタイミングに遭遇することもあるかと思います。
以下の様に家庭の環境が変化して、働き方に制限が減った場合は合格になるケースがあります。
・妻が妊娠中だったので転勤不可だったが、子供が少し大きくなったので転勤可能になった
・夫が単身赴任中で、子供の体調不良時に頼れる人がいなかったが、単身赴任が終了したので体調不良時も協力し合える体制になった
・父親の介護が必要だったが、良い施設に入所できたので、介護の必要がなくなった
など。
しかし、上記に該当するとしても必ず再応募できるというわけではないので、あくまで一つの可能性として検討してみてください。
再応募したいときに、何かいい方法はある?
「基本的には再応募できない」ということを念頭に置いて、下記の方法を試してみてください。
・直接企業へメールして、再応募が可能かどうか聞いてみる
・応募書類を用意して、一言添えて送ってみる
▼メッセージ例
「先日応募し、落選となりましたがどうしてもあきらめきれず、書類をお送りさせていただきました。やはり、貴社の○○な点に魅力を感じ、働かせていただきたいという気持ちが強く残っています。ご迷惑かと存じますが、もし再度機会をいただけるようでしたら、何卒宜しくお願い致します。」
電話という方法もあると思いますが、相手の時間を奪う行為なので、まずはメールや書類送付で確認するのが無難です。
というわけで、再応募については以下のようになります。
私は再応募したいほど意欲がある!ということを企業側が買って、よい結果につながったというケースも沢山見ています。
あなたの意気込みが伝わるといいですね。
まとめ
転職は一筋縄ではいきませんよね。
「どこでもいいや」と投げやりになれば簡単ですが、「本気でいい未来をつかみたい」と思うからこそ難航するのです。
あなたがもし、うまくいかないと悩んでいるのなら「誠実に未来を考えている証拠」だと自分をほめてあげる時間も大切にしてくださいね。
良い職場環境はあなたのご飯をおいしくします。
いつでもあなたを応援していますよ。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
面接が怖い人!という方にはこちらもおすすめです。
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