転職活動中なんだけど、もうすぐ面接だ。吐きそう・・・
みなさん、転職活動お疲れ様です!JOBLOGサポーターのサマーです。
あなたは上記のようなお悩みを抱えていませんか?
面接だと思うと、とても気が重い・・・というご相談は大変多いです。
私も転職活動中の面接前日は、大好きなご飯が緊張でのどを通らなかった、という経験がありますので、お気持ちがよくわかります。
しかし、面接前に吐きそうな気持ちになっているときは、「その原因を突き止める」のが一番です。
なぜならマイナビで約5年採用コンサルティングを経験し、1000社以上の企業を訪問い、700名以上の転職相談を受けてきた現役転職エージェントの私がたどり着いた結論だからです。
今日はそんな「面接前で気持ちが重い、吐きそう・・・」という気持ちが少しでも軽くなるような情報をシェアしますね!
40代の転職で、面接が吐きそうなほど嫌なのは「不安」だから?
あなたはどうして面接を控えて、「吐きそう」なのでしょうか?
多くの転職希望者の方からご相談いただく中で多いのは「不安が大きくて、吐きそう」というお声です。
もしあなたも面接が不安なのであれば、解決方法は以下がお勧めです。
簡単そうだけど、こんなことで本当に解決するの?
大丈夫です!
なぜなら「何が不安か分かれば、吐く前に解決することが出来るから」です!
多くの方が、何が不安なのかわからず「漠然とした不安」に襲われています。
書き出してみることで、自分が何に不安を感じているのか明確になり、対処方法を考えることが出来ます。
でも、何が不安なのか具体的に書き出してみると、「意外と簡単に解決する内容だった」という場合も多いんですよ。
また、大切なのは解決方法が浮かぶことだけではありません。
「漠然と不安と戦っている時間」から「解決方法を考える時間」にシフトチェンジすることです。
確かに、漠然とした不安を感じているより「どうしたら不安を解消できるか」を考える方が気がまぎれそう!
転職面接で、吐きそうな気持ちを楽にする2つのステップ
②その不安に対する解決策を考える(調べる)
私も転職活動時に、実際にやってみたことがあります。
書き出すだけなのに、頭の中が整理されたんですよね。
結果として、「なんだ、私の不安って意外と大したことないかも」と思うことが出来たのか、少し気持ちが落ち着きました。
お試しいただくと感じると思いますが、あなたの不安が具体的に分かると、それだけで不思議と少し安心すると思います。
あとは、その不安に対して、解決方法を探すだけです。
ちなみに、ご相談をいただく中で特に多いのは以下のご不安だと思います。
・退職理由や志望動機を何と答えていいか決められず不安
・面接全体のマナーが不安
・とにかく緊張しやすいので不安
今回は上記のご不安に対して、解決方法をお伝えしますね。
不安の解消方法①面接で何を聞かれるのかわからなくて不安
転職が初めて、もしくは転職経験が少ない、などの場合、面接でどんなことを聞かれるのかとても不安に思う方が多いようです。
私が1000社以上の採用に関わる中で感じたことは、「面接の質問項目は企業の数だけある」ものの、「共通する質問も多い」ということです。
これを押さえておけばある程度安心、という質問項目をリストアップしてみましたので、よろしければ参考にしてみてくださいね。
・退職理由
・志望動機
・長所、短所(仕事に活かせるもの)
・他社ではなくなぜ当社なのか(他業種からの応募の場合は特に)
・家族は転職に対して何と言っているか(応援してくれているか)
・入社後の不安がないか
・質問がないか(給与等、条件に関することを聞かないほうが良い)
上記以外を質問されることもありますが、おおよそ上記の内容をしっかり答えられれば、好印象につながることが多いかと思います。
不安の解消方法②退職理由や志望動機を何と答えていいか決められず不安
退職理由や志望動機はどう答えたらいいのかな、と悩んだ時には以下のことを強く意識いただくことをおすすめします。
前職は人間関係が悪く退職を決意しました
前職は風通しが悪く意見を言いづらい風潮があったので退職しました。
上記の様な内容は、事実だったとしても「前職に非があった」という伝え方になります。
あなたが「他責である」という印象を与えてしまう可能性があります。
前職を貶める(おとしめる)のではなく、自身の向上心の果てに退職を決めたと伝えられると、面接官の印象も良いでしょう。
以下のような伝え方が理想的です。
前職でもやりがいを感じていたものの、3年目を過ぎた時から別の視点からこの業界を見つめ、学びを深めたいという思いが芽生えました。その中で御社の存在を知り、勤続5年という節目に、新たなステージで経験を積みたいと考え退職することといたしました。
複数社面接予定がある場合、それが同業種であればなおさら「志望動機を使いまわしたくなる」ということもあると思います。
もちろん、使いまわしていただく箇所があっても良いのですが、一つだけ忘れてはいけないのが「なぜこの会社に応募したのかという理由」をしっかり伝えることです。
同業種の中でもB社やC社ではなくA社に応募した理由を伝える必要があります。
「A社のどこに魅力を感じたのか」をA社に伝わるように、オンリーワンの内容で伝えることが大切です。
御社の社是である○○に魅力を感じ、私もそのような人材になり、社会に貢献したいと考えました。
など、その会社に対する好意がしっかり伝わるように、その会社にしかない魅力を見つけてくださいね。
改めて、志望動機や退職理由をどのように答えたらいいか不安になった際は、以下を意識してみてくださいね。
志望動機=オンリーワンの内容のこだわる
不安の解消方法③面接全体のマナーが不安
これも非常に多いご相談です。
しかし、実は、大切なのは「マナーを完璧に守れること」ではありません。
「面接の機会をいただけたことに感謝し、丁寧に対応しようとしている姿勢」なのです。
むしろ、完璧にマナーを守る余裕のある人は、よほど転職活動の経験があるという見られ方をされる場合もあります。
ですから、完璧なマナーを目指す必要はありません。
とはいえ、できるだけ良いマナーを心がけたい!
という方に向けて、以下の要点を抑えられれば十分かと思いますので、チェックしてみてくださいね。
会社の玄関から会う人すべてに挨拶を行う(すれ違う人も含めて)
・すぐ座らない
面接官が座るまで座らない(あとから面接官が入室した場合は、一度立ち上がる)
・感謝を伝える
面接の冒頭もしくは最後に感謝の言葉を伝える
・見切り発車で発言しない
答えに詰まったときは、焦ってあいまいに回答するのではなく「少し時間をください」と考えてから発言する。
・表情と相槌を意識する
なるべく「穏やかな表情」で受け答えし、面接官が話しているときは「はい」「そうですね」などの相槌を忘れない
不安の解消方法④とにかく緊張しやすいので不安
これは性格の問題なので、完全な対処法はありません。
しかし、一つだけ言えるのは「緊張していることを伝えると、かなり話しやすくなる」ということです。
え、そんなこと言っていいの?
と、驚かれるかもしれませんが、これはかなり効果的です。
実際に私も、担当している企業の中途採用面接に何度か参加したことがあります。「強気な印象の方」よりも、「緊張している様子がある方」の方が面接官の質問が柔らかくなるという傾向が強くありました。
方法は簡単です。
面接で1問目の質問をされたときに、以下の文言を伝えてください。
すみません、大変緊張していて、たどたどしくなってしまうかもしれませんがご容赦いただけますと幸いです。
これだけで担当者は「緊張するよね!」と、その気持ちに寄り添ってくれる場合が多いです。
「そうですよね、大丈夫ですよ、深呼吸しますか?(笑)」
と和ませてくれるケースもありますよ。
自分から緊張していると伝えるだけで、話しやすくなることが多いので、良かったらぜひやってみてくださいね。
面接対策はこちらでも解説しています!
以上、4つの解消法についてご紹介しました。
面接前に吐きそうなほど不安になる、という方はぜひ「書き出して解決策を考える」を意識してみてくださいね。きっと、気持ちが楽になりますよ。
40代の転職は面接が「ぶっつけ本番」もOK!押さえておきたい要点は4つ
面接練習の時間なんてないよ!ぶっつけ本番で行ってもいいかな?
仕事をしながら転職活動をしているという方は非常に多いと思います。
毎日忙しい中で面接の準備をするのは至難の業ですよね。
結論からお伝えしますと、「ぶっつけ本番もOK」です。
理由は、「ポイントを押さえることが出来れば、練習しなくても合格する場合がある」からです。
そもそも「ぶっつけ本番でもいいかな?」と思える人は「ある程度、自分のことを話せる人」なのではないかと思います。
実際に転職希望者様をご支援している経験上、「不安で不安でしょうがない・・・」という人はどんなに時間が無くても面接練習を行います。「ぶっつけ本番でもいいかな?」という考え方自体が浮かばない方の方が多いです。
つまり、ぶっつけ本番でもいいかなと思える方というのは、適応力があり、その場で臨機応変に対応できる方なのではないかと思います。
書類の出し方ってどうだったっけ・・・
入退室の時のマナーって何が正しいんだ?
あれ、質問って何を聞けばいいんだっけ・・・
面接練習は割愛したとしても、面接全体の流れや要点を押さえて、イメージしておくことをおすすめいたします。
下記のチェックポイントを参考になさってみてください。
応募書類が当日持参の場合はクリアファイルなどに入れて、折れないように持参し、クリアファイルから出して渡す。封筒を使う場合は「封をせず」に持参し、封筒から出して提出する
面接官が座る前に座らない様注意してください。
先に入室を促された場合は、面接官が来るまで立って待っているのがベストです。
また、「宜しくお願い致します。」「ありがとうございました、失礼いたします」など、挨拶を忘れずに行って下さい。
お話に自信がある人は早口になることがあります。また、相手の意図する内容ではなく「自分が話したいこと」を話してしまっている可能性もあるので、要注意です。
適宜、「ご質問いただいた内容に添えていますでしょうか?」と確認しながら進めていくのが良いです。
「万が一採用された際に、勉強しておくべきことは何ですか?」など前向きな内容が良いです。条件などの質問はNGですのでご注意下さい。
でも要点を押さえて失礼のないように心がけよう。
40代の転職で面接官の態度が悪いって、不採用フラグ?
頑張って面接に行ったのに面接官の態度が悪い!落ちたかも・・・
面接官の態度が気になる!威圧的で怖かった。
内定をもらっても転職しないほうがいいかな?
よく、「圧迫面接」なんて言葉も耳にしますが、面接官の対応が威圧的だと感じたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、結論から申し上げますと、面接官の態度と合否は関係しないことの方が多いです。
面接官には採用を決定する権限がない場合も多いからです。
ではなぜ、面接官の態度が威圧的だと感じる場合があるのでしょうか?
大きく分けて理由は3つあると思います。
緊張感のある環境でも受け答えのできる、対応力のある人材を採用したいと考えている場合もある
採用担当者の研修ができていない、もしくは必要性を感じておらず、面接官ごと自由に方針を決めている場合もある
面接でのマナーが失礼だった可能性もある
それぞれについて説明し、どのように対処すればよいか解説しますね。
面接官の態度が悪いと感じる原因①会社の採用方針の場合
①の場合の特徴は、企業が目的をもって行っている採用方針なので、面接官が違ったとしても統一した面接手法になっています。
つまり誰が面接官でも同様の雰囲気になるということです。
企業として、対応力のある人材が欲しいと思った時、その力を見抜くために、あえて緊張感のある空気を演出している場合があります。
営業職、窓口業務、クレーム処理など、高度な対人コミュニケーション能力が求められる職種の採用で用いられることが多いかと思います。
私もこのような方針を持つ会社の面接に同席したことがありますが、緊張感のある空気=応募者に失礼な態度ということではありませんでした。確かに和やかな雰囲気ではありませんでしたが、必要な事項をしっかり確認するという空気だったと思います。
慣れていない場所で初対面の人に事務的に質問されたり、緊張感のある空気の中で「なぜですか?」と深堀りされたりすると、場合によっては威圧的と感じることもあるかもしれません。
ですが、こういった①の様に意図的に方針をもって、緊張感を演出している場合、雰囲気が厳かであったとしても応募者が不快になるような質問や言動は無いことが多いです。
あくまで、目的は応募者への攻撃ではなく、対応力を見抜くということであり、企業として根底には応募者に対して応募への感謝を持っているからです。
ですから、緊張感がある=面接官の態度が悪いと判断してしまうのはもったいないと思います。
他の企業より緊張感はあったけど、確かに気分を害すようなことはされていないな。慣れない雰囲気だったから、態度が悪いと感じてしまったのかも・・・
もし上記のような感想だったのであれば、一つの採用方針だっだという可能性が高いです。
面接官の態度が悪いと感じる原因②企業が採用に重きを置けていない場合
結論から申し上げますと、企業側が採用に重きを置けていないために面接官の態度が悪いという場合には、仮に合格が出ても入職するかどうか、をよく検討していただいた方がいいと思います。
面接官への教育が行き届いていない場合は、面接官ごとに面接の内容が任されてしまうこともあります。
ですから、面接官の方針や気分によって面接の雰囲気が左右されることもあるということです。
また、例えば面接官が社長で、「面接の途中から明らかに態度が悪くなった場合」などは、あなたが採用ハードルを下回った可能性があります。
実際に転職エージェントとして何度も面接に立ち会わせていただいていますが、途中から応募者の目を見ない、相槌をしないなど、態度が変わった面接官もいらっしゃいました。
見ていて、気持ちのいいものではありませんでしたし、応募者も当然不快な気持ちを抱え、企業へのイメージも大きくダウンしました。
途中から態度が変わるというのは社会人として誠実なマナーとはいいがたいと思います。
いくら面接官といえど、応募者の気分を害すような面接方法をとる企業には要注意だと思います。
採用面接に行くと、企業側が「選ぶ立場」、応募者が「選ばれるという立場」という構図になりがちですが、それは大きな間違いです。
あなたは確かに選ばれる立場でもありますが、同時に「選ぶ立場」でもあるのです。
ですから、あなたがそのような面接官のいる会社に入職して本当に幸せになれるのか、考えていただきたいと思います。
万が一そのような企業から落選を通知されたとしても、落ち込む必要はないと私は思っています。
面接官の態度が悪いと感じる原因③面接マナーが欠けている可能性
面接官も人間なので、応募者のマナーが良くない場合には、気分を害し面接の雰囲気が悪くなるということもあると思います。
私はマナーに自信があるから大丈夫!
と自信がある方こそ、ご自身のふるまいを振り返っていただくことをおすすめします。
面接の印象が悪くなるポイントとして多いのが、実は「癖」や「簡単なマナー」なのです。
しかし、ご自身では気づいていないことが多いんですよ。
実際に転職希望者の方に、面接対策として回答を録音していただくと、その方が気づいていない癖などが分かることがあります。
例えば以下のようなものです。
→聞きづらい印象を与えます。
→緊張してしまうと早口になる方が多いですが、少し高圧的な印象につながってしまうことがあります。また、伝えたいことがうまく伝わらない可能性があります。
→「残業が多かったので・・・」「子供が小さいので・・・」など、回答の最後が「・・・」で終わっている場合、続きを相手に想像させる必要があるため失礼に当たります。
▼「・・・」で終わるのはNG!参考記事はこちら
私はそんなことはない、と思っている方ほど、緊張する場面や初対面の方との対話では無意識にこういった癖が出ている場合があります。
一度録音して面接官の目線で聞いてみる、というのをおすすめします。
例えば以下のような簡単な質問を想定し、回答を録音してみてください。
・志望動機をお願いします
・退職理由を教えてください など
他にも細かなマナーが欠けている場合もよくありますので要注意です。
以下のチェックポイントを確認し、ぜひ気を付けてみてください。
・面接官が座る前に座ってしまう
→同時に入室した場合は面接官が座るまで待ちましょう!先にあなたが入室して待っていた場合は面接官が来たら立ち、面接官が座るまで待ちましょう。
・お礼が言えていない
「今日はお時間をいただきありがとうございます(ありがとうございました)」など、面接の冒頭もしくは最後にお礼を伝えるのがマナーです。
・面接官の質問が言い終わる前に、かぶせて回答してしまう
→緊張のあまり、早く回答しなきゃという焦りから起きてしまうことが多いです。面接官の質問が終わったのを確認してから、「はい。○○だったからです。」などと返事をして回答しましょう。
・相槌が失礼
→「はい、はい」「うん、うん」など重複してしまったり、ビジネスの場にふさわしくないものになっている場合があります。「はい」「そうですね」「おっしゃる通りです」など相槌も丁寧さを心がけてください。
以上、面接官の態度が悪い場合の3つのパターンについて解説しました。
もし当てはまる内容があれば、参考になさってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
本日は「40代の転職で「面接が吐きそうなほど嫌」なのは、なぜ?」について情報をシェアしました。
転職したい気持ちはあっても、面接は気が重いですよね。
でも、気が重い理由が緊張や不安なのであれば、あなたが転職活動に真剣に向き合っている証拠です。
本当に頑張られていますね!
本日の情報があなたの気持ちを少しでも楽にする材料になれば幸いです。
良い職場環境はあなたのご飯をおいしくしますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
転職で立ち直れないほど落ち込んでいる、という方は、よろしければ、こちらもご覧ください。
それではまた、お会いしましょう!
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